
お酒を飲みすぎた私
沖縄の国際通りモノレール牧志駅そばの白く新しいホテルの9F
905号室の広いベッドでシャワーも浴びずに
黒のTシャツと白の綿パンのままで寝てしまった
窓の外は闇が広がる
ベッド脇の時計を見る 夜中の2時を回っていた
なぜかドアの方で
人の気配と香水の匂いを感じる
部屋にはベッドが一つだけだと私は思っていた
ドア側にもうひとつベッドがある事に気がついた
髪の長いきれいな女性がうつぶせになって寝ている
後悔の念がよぎる
お酒を飲み過ぎると
記憶を無くしてしまう癖があったからだ
ニューヨークでも同じようなことがあった
目が覚めると横に女性が寝ていることに気がついて私はびっくりした
どうして私はここにいるのかと女性に尋ねると
怪訝そうに顔を少しうなだれて、私が先に電話をかけてから来たと言う
雨の中、あなたはずぶ濡れになってドアの外に立っていたと言う
またやってしまったのか そう思った
私は寝ている女性の耳元で
ごめんなさい、と優しくささやいた
どうやら私は部屋を間違ってしまったようです
私はまた深い眠りについた
朝になった
ベッドはひとつしかなかった
あの女性も寝ていなかった