
私はゆっくりと夜の道を車で走っていた
フロントガラス越しに女がふりむき私に微笑みかけた
私はクルマをとめてドアのガラスを半分だけ下ろし
「どうしました」と女に声をかけた
「遊びに行きたいの」くちびるが優しくささやいた
私は女を車に乗せて夜の高速を走らせた
走っている車は私の車だけだった
もっとスピードを出してと女が言う
車のスピードメーターは150キロを超え200キロに近づいていた
次の瞬間
光、目映ゆいばかりの光につつまれた
真っ白な世界につつまれた
何も
見えなくなった
目が覚めた
朝の5時 真っ暗なふとんの上だった
夢のつづきを見ようと寝てみたがつづきは見れなかった
夢を見るのは久しぶりだった
あの女性は何を私に伝えようとしていたのだろうか
