セミコングランプリ ネタが続きました。
*ドッペルゲンガー*好評につき再度アップします。


福岡の西南学院大学の学生だった時の話です。

私は西中洲にあった「すえ田」という小料理屋で毎日
夜7時から夜中の2時まで当時アルバイトをしていました。

元柔道家の大将が焼き鳥・馬刺し・牛刺し・テールスープなどの
肉料理を提供している店でした。

名前は忘れましたが大将が「お姉さん」と呼んでいた
40代の女性と私が接客を担当していました。

「お姉さん」は観察力と記憶力がとても良かった。
お客の名前や好みのお酒の種類を完全に記憶していました。




ある日のことでした。
私が店に着くと「お姉さん」がこう言いました。



今日ね、

午前10時半ごろだったかな・・・

ワタシは西南学院大学の近くまで用事があったから行ったの。

遠くから浜田さんが近づいて来たので

「浜田さん」って声をかけたの。

黙って私の横を通りすぎて行っちゃった、浜田さん。

どうして無視したの・・・浜田さん、冷たいわよね。




「お姉さん」のコトバを聞いて

私は底知れぬ不安と恐怖に急におそわれました。



なぜなら

今日の午前10時半の時刻には

その場所には存在していなかったから・・・私。



*ドッペルゲンガーを見られた男性*につづく