採血の結果「極度の栄養不良」臀部にも皮下脂肪に至るものの骨、腱、筋肉は露出していない全層皮膚欠損褥瘡あり。痛いよね…。

ヘルパーの受け入れには人見知りがある為、私自身が入ることにする。相談支援員が訪問看護を至急訪問できるように準備をしていただき、私は本人のケア及び室内の整理整頓などを行う。

まず、食事だけど、お茶などはムセも無く飲用しておられたのでバニラアイスを購入して持参した。

トントン…返事がない…今日は支援者の上野さんも仕事で行けないとは連絡を聞いているが‥。トントン……。

ドアノブを回してみると鍵が開いている…少し開けて声をかけてみる「山田さ~ん」…小さくハイと返答がありホッとしする。

入らせてもらっていいですか?との問いにハイと返答があり入室させていただく。奥のベットでまた真っ暗の中寝ておられる。

ヘルパーの北川ですと名乗りどうですか?今日の体の調子はと聞くと痛いです…と返答。痛いですよねーと声掛けしながら、まずカーテンは開けてはダメですかね?お顔を見たいのですが。と声掛けすると髪もボサボサなんですけど‥と話される。大丈夫少し髪の毛もきちんと束ねましょうか?といい。了承をもらいカーテンを開ける。顔色はあまりよくない。よくよく見るとベットの枕あたりにはタバコで焦がした丸い穴がポツポツ…。寝ながら吸っているのでしょう…。これは!!危険!!!でも…まだ…今じゃない…と自分に言い聞かせ、まず髪の毛束ねましょうかと髪の毛をクシでとかすも固まっていました。少しづつ濡らしながらとかしていく。お風呂にも入っていなかったんだろうなぁ~と思いながら痛くないようにとかしていくと山田さんが、二つに束ねてほしいですと言われる。サイドテール!ちゃんと自分の希望を伝えることもできると確認w。よくよく話を聞くと可愛いものや綺麗なものが大好きでとてもおしゃれさん。ゴムも可愛いのを沢山持っておりそれを借りて二つに束ねると嬉しそうに笑顔見られた。寝ながらなので位置が少しづれてしまいましたが良いのと喜んでもらえる。やっぱり女性なんだからおしゃれは大事と自分自身で納得しながら笑う。

少し心が通えたような気がした今に色々お聞きする。1日の流れを聞くと排泄は立位が困難なので這って行くか最近は膝や臀部が痛いし邪魔くさくなりほとんどリハビリパンツで済ましているとのこと。交換は支援者の上野さんに変えてもらっている。食事もアイスやお菓子類は食べるので上野さんが持ってきてくれている。前に勤めていたスナックのママさんがたまにお弁当にして食事を持ってきてくれるがほとんど嫌いなものが多く食べていないとのこと。好き嫌いが激しく、嫌いなものを聞くより好きなものを聞く方が早い。ADLはほどんど寝たままのことが多く、体位変換は可、端座位も不可、ただ寝た状態での足の上げ下ろしはなんとかできていたのでリハビリにて改善できるような気がする。本人へリハビリの話をすると恥ずかしいと言われるので慣れるまではできるだけ私が立ち会いますよと声掛けし了承していただく。何とかヤル気スイッチを全開にしたいのですがなかなか難しい。計画としては往診・訪問看護師・リハビリを定期に支援してもらいヘルパーは日に2回支援、排泄介助・全身清拭・食事・服薬介助等々を…。

とりあえずの目標はベット上で座ってもらうこと!と2人で決めて頑張ろうと話すと「はい!」と笑顔で言ってくださる。ヤッター! 初めての採血…栄養不良である。

 

この話は山田さんが今後いかに成長していくかを書いていくブログになっています。