角松敏生 - ON THE CITY SHORE (LP中ジャケ) (1983)
ということで三枚目の "ON THE CITY SHORE" です。
前回の "WEEK END FLY TO THE SUN" でも書きましたが、このあたりのアルバムでは開放感がテーマです (私見)。ここではないどこか遠い場所、楽園がどこかにきっとある。全てを捨てて青い鳥を探しに行こう。擬似リセットに伴う爽快感・開放感です。実際には青い鳥は知らない場所を探すと見つかるものでなく、花のように慈しんで自分の足元で育てるものです。リセットを繰り返していれば永遠に青い鳥は育たない、その事に多くの人は人生のある時点で気付きます。そうすると、外に向かっていた意識は自然に己の内面に向くようになります。角松で言えば、凍結前に比べ解凍後にその傾向が強く伺われるように思います。
角松敏生 - ON THE CITY SHORE (LP裏ジャケ) (1983)
出ました80年代。
オシャレなカフェバーで、どうやってこの娘を落とそうか下心見え見えすぎるシチュエーション。カクテルは当然レディ・キラー。当時だとスクリュー・ドライバーやシーブリーズあたり。外へ外へ、言い換えれば次から次へ自分の理想を追い求める若き冒険者ですね。いや、否定的にとらえているわけでなく誰でもそういう時期があるわけです。より高く未知の世界へ、それが80年代という時代に非常にマッチしています。若いうちに外へ理想を追い求めないものは情熱が足りない、歳を重ねても同じことをやってるものはオツムが足りない。チャーチルのセリフを捩ってみるとこんな感じでしょうか。
角松敏生 - ON THE CITY SHORE (LP表ジャケ) (1983)
Beach's Widow状態の彼女。
"TAKE YOU TO THE SKY HIGH"、"TAME ME FAR AWAY"、"ANKLET" あたりはまさに非日常がテーマです。このアルバムも当然今でもドライブの定番の一つです。子供もすっかり歌詞を覚えています。それでいいのか80年代AOR好きの小学生。
角松敏生 - TAKE YOU TO THE SKY HIGH (analog EP) (1983)
シングルはこちら。
毎年一回は紙飛行機飛ばさないとね。