ウサギとカメ | 逆手のじゃっくばうあー

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逆手で投げるダーツ成長記
 ブログというか、要はダーツの成長過程で感じたことを思い出すための『俺様メモ』なわけです


 ウサギとカメ

ちょうど、跳馬倶楽部のこともあり、
フェニックスのホームを開拓した頃、
その、フェニホームに居た常連のさん
俺のダーツを見るや、
自分も同じレベルまで来たいと相談を受けた

俺がダーツ上達に関して行っていることは、
至極簡単な流れ

ダーツに必要な部分のみを抽出し、
それが出来るようになるための、
必要な分だけのプラクティスをこなす
それだけ

後は、
時間なり、自身の境遇によって、
それは、すぐに開花したり、後になったり
多少なりとも、“運”の部分はあるなと思っていた

上達に於けるとは、
何かの“閃き”、
何かの“出会い”、
何かの“???

それに、いつ気づけるか
それは、タイミング

それでも、
最低限のことさえ、しっかりとやっておけば、
その準備は整う
そう考え、今までやってきた


今回のウサギとカメ

先の、相談をしてきたさん
フェニで10くらいのレベル

俺がやってきた基本プラクティスは伝えた
そして、数ヶ月はその恩恵を受けたと話していた

しかし、
半年も経った頃、
その彼には、上達の兆しが見えてこなかった
結論を言ってしまえば、
基本プラクティスに“飽きた”のだった

ハウスの大会に頻繁に出場
イベントでの大会に出場
常連とはメドレー
上手くダーツが投げられないと、
ブル練をひたすら

もう、あの頃の純粋な志を持った彼はそこに居なかった
勝つ
上手くなる
負けたくない
そのためには“結果”が必要だ

結果に躍らせられた彼は、
自分を見失った


とある日、
サラリーマンダーターのさんに遭遇した

さんは、少ない小遣いの中から、
日に数ゲームだけをこなし、
ダーツの上手い人を観察し、時間を過ごす
そして、遅くならない内に店を後にする
嫁さんに怒られるそうな

彼は、ゴルフもやる
見た目は、今時のイケてる親父ぽくはなく、
素朴な感じのする、見たとおりのサラリーマン親父
ダーツバーには少し合わないような雰囲気と、
謙虚な姿勢が彼独特の個性を醸し出していた

俺と出会った頃の彼のレベルは、
CやBを行ったり来たりだった
初心者丸出しのウップス&鶴拳プレイヤー
身体も妙にねじれていて、
何を見てそのフォームにしようと思ったのか、
いささか疑問でもあった


さんは俺に聞いてきた
そして、いつもの流れになった
さん同様、さんも頑張れると言っていた


フェニックスから、ダーツライブに戻り、
俺のダーツに費やす時間は減った


ふと、フェニホームに足を運ぶと、
さんと、さんが、同じ時間にそこに居た


相変わらずの不調(笑)のままのさん
不調の理由は、最近あまり投げられなかったから
そう言っていた

さん、その後の様子が気になった
少しさんを観察してみる

あの頃のさんとは変わり、
フォームもスローも、普通の人になっていた
しっかり、しっかり、1本1本ダーツを投げる
よく頑張ってるなと思った

最近俺が来ないから、
とにかく、次に会える時までに、
自分に必要なことはずっとやっていたという

さんは、まだ“狙える”段階ではない
とにかく、今、
自分の気持ちよいと思える投げ方を模索している
だから、ダーツが数字に繋がらなくともめげることはないようだ

俺が居ない間でも、この数ヶ月、ひたすらプラクティスをこなした
その結果が今のさんを作っていた


尻を叩かれないと、プラクティスをやらない
それは、やらされているに過ぎない
自分のためにやるのだ

俺がレクチャーしたプラクティスだから上達をするのではない
俺がそばにに居るからダーツが上手になるわけでもない

自分のためになることを、
やったか、やらないか
それだけ

もう数年投げているさんを、
半年も経たずに、Bさんは抜き去ってしまった
この後、その差は広がるのは確実

Aさんは、上手く投げられない理由が増える
Bさんは、ダーツの楽しみ方が増えていく

ここに、何かが見えてくる