[プロローグ]
あれはたしか終戦直前だった。正確な日付は覚えていない。しかしあのゼロだけは忘れない。悪魔のようなゼロだった。
[エピローグ]
今、思い返してもあのゼロには悪魔が乗っていたと思う。五五〇ポンドの爆弾を腹に抱えて、あれほどの動きが出来るなんて、信じられない。コックピットには、人間ではなく悪魔が乗っていたんだと思う。
ゼロは低空ギリギリにやって来た。
暑い熱い8月の夏が終わりました
逆手のブログを一旦停止させている間に、
新しい何かに色々と挑戦をしてみました
その中で、
読書にも試みたわけです
常々、読書はしていたのですけれど、
一冊の本から、その背景や、自分の持つ興味の探求
それらの燃料となった今回紹介をするこの本
永遠の0
百田直輝
2006年8月28日 第一版第一刷発行です
俺自身、この本と出合い読了をしたのが最近
これだけの本ですので既に多くの方が読まれているでしょう
今回、敢えてこの本を紹介するのは、
まだ読まれていない方に読んで頂きたく思い、
その感動を共有できたらなという気持ちからです
この本のカスタマーレビューは凄いです
アマゾンからのレビューはこんな感じ
http://www.amazon.co.jp/
この本を紹介してくれた友人が居ます
是非お勧めとのこと
俺は、すぐその場で、この本について調べてみました
そこに現われたのがこのレビューです
おいおい、とんでもないレビューの嵐ではないか
そこまで言うの?と
今流行の泣き虫ストーリーかと
その反面、そこまで言われるものであれば裏切らなさそうと
期待を胸に
レビューにある言葉一部を抜粋してみる
・超弩級の号泣小説
・引き込まれるように読んだ!
・最強の戦記文学
・聞きしに勝る名作!
・歴史を知るということ
・こんなに面白い小説は初めてです
・そう、父や母はなんと言う時代を過ぎてきたのか
・尊くも美しいゼロ戦エースの愛に満ちた生涯
・戦争を考える上での必読書
・太平洋戦争の悲しき真実の側面を垣間見る事が出来る良書
・全ての人にオススメできる作品
・生き抜くことの責任を語りかけてくれる、傑作
・感動の書
・生きる勇気を与える小説
・魂が揺さぶられます
・激動の時代に生まれた青年に出逢えた事に感謝して
・読みやすくそして考えさせられる
・宮部久蔵という人間
・天才零戦パイロット・宮部という生き方
・戦争ものと流さず、多くの人に読んでもらいたい逸本
・小説の醍醐味
・誰のために生き、誰のために死ぬのか
・涙無しには読めない
・生きているうちにこの本に出会えてよかった
・今まで読んだ本の中でも3本指に入ります
・戦争モノが苦手でも読みやすく感動できます
・書評が高く、期待して読みました
これらはレビューのタイトルです
そのタイトル以降の本文はかなり熱く語られています
しかし、レビュー本文はこの本を読み終えた時に、
共感の意味で読まれることをお勧めしたい
というのも、ネタバレも相当含まれていること、
この本に関しては特に、
自分で読まれた感想を大事にしてもらいたいこと
その上でレビューを読まれるのであれば、
大きな納得と共感が多くの方と得られるのではないかなと思うわけです
ちなみに、
上記のような高評価がほとんどです
その中にも、評価を低くされる方が数名居ます
これは、どんな本、映画、音楽のレビューに関してもいえることですけれど、
必ずといってよい程、違った視点での評価を下す方々がいらっしゃいます
良いとこ取りで推し進めるのもこの本を語る上で軽々しく思うので、
敢えて、評価の低い方々のレビューも抜粋をしてみます
※注
出来るならば、以下の内容は読了後に読んで頂きたい内容です
--- ここから ---
物足りない, 2009/7/22
By evo2 -
レビュー対象商品: 永遠の0 (ゼロ) (単行本)
例えば坂井三郎の名著「大空のサムライ」を読めば、この作品が幾つかの戦記ものを、元日本兵の老人に語らせるという文体を借りてコピーしているだけだとわかるだろう。老人が若者に語ると設定することによって「今時の若い人には判らないだろう言葉の解説をしても違和感が無い」という逃げを作っている。新聞に、普通読めるでしょという漢字にまで振り仮名があるようなものだ。
読みやすい戦記物といえなくもない。しかしページの大半をそうしたコピーに依存して、家族愛のために生き残るという美談を生きさせるという複線を張りながら、最後に特攻に赴く祖父の、決意の遷移については十分な説明があったとはいえない。これは小説と呼んでいいのだろうか?甚だ疑問だ。物語り構成のプロが「視聴者はこういう話に弱いでしょ」と見下した手抜き構成が鼻につく。
ここ数年読んだ中では最も読者を見下した「作文」だと思う。
感動のためのシナリオ, 2006/10/4
By nekkochi99 -
レビュー対象商品: 永遠の0 (ゼロ) (単行本)
推理小説仕立てで「真面目に向き合うべきこと」を書くとこうなってしまうという見本です。作者の言わんとすることには賛同します。私も20年以上も昔ですが、知覧の基地へは行ったことがあり、遺品の背後にある若者たちの無念さを感じたことがあるからです。しかしこの小説を書く作者の筆には迷いがない、いや、なさ過ぎる。声高に、特攻を美化する者・特攻を排撃する者、両者に共通するのは迷いと言い淀みのなさです。私は作者のようには言えない。第一、「感動を読者に与える」ことが、特攻を描く者に許されるのでしょうか?敢えて言うならば、未消化でやりきれなくて刺々しいもの、それこそ彼らの死の上に生きている我々が感じるべきことではないのでしょうか。この本もまた、登場人物である新聞記者のディティール同様、浅はかな印象を持ってしまいます。人の痛みで感動することは人として避けるべきです。
矛盾に満ちたミステリー, 2006/10/5
By レンジパット -
レビュー対象商品: 永遠の0 (ゼロ) (単行本)
六十年前の戦争と現代を交錯させて書く必要があったのか。
宮部の人生を描きたかったのなら二人の孫(狂言回し)を使わずに戦争中の話だけにすればよかったのではないか。
私には著者がミステリー仕立てにしたいがためにそうしたとしか思えない。
またミステリー形式をとりながら全編はノンフィクションのように綴られる。真珠湾攻撃から始まって沖縄特攻にいたる戦記記述はまるで太平洋戦争史だ。ミステリーとは相容れない。
もう一つ、ミステリーとしては致命的な欠陥がある。ラストで宮部の死が解き明かされたかのように書かれているが(正直に言うとこのどんでん返しには驚かされたが)、読み終えた後、よくよく考えてみると、宮部がなぜ死んだのか依然謎が残っていることに気付いた。つまり宮部の死は究極的には解明されていないのだ。
矛盾に満ちたミステリーと言わざるをえない。
つまんない, 2010/7/13
By ヨゴレ -
レビュー対象商品: 永遠の0 (講談社文庫) (文庫)
一切感動することなく読み終わってしまった。
ストーリ自体はチープなフィクション。
ポイントは、たぶん実話の真珠湾以降、特に終戦間近の日本軍司令部の鬼畜ぶりだとおもうんだけど、それが知りたいなら違う資料読んだ方がいいとおもう。
「戦争を扱った小説」なら, 2010/8/29
By とりから。 -
レビュー対象商品: 永遠の0 (講談社文庫) (文庫)
もっともっと胸を打つものが、世の中にはたくさん出ていますよ。
この作品を「戦争を知らない世代に!」と仰ってる方々は、おそらく「本を読んだことがない」方々かと思われます。
だってこの作品、文体があまりに素人地味ていて、いとも簡単に読み手に「先回り」を許しているんですよね。
例えば、第3章が始まってすぐ「ああ、おじいさんは『おじいさん』を知ってたんやなー」って分かってしまったり(で、それは勿体ぶって最後まで明かさないんでしょ?やっぱりねー、みたいな?)。
「体験談」も、まるでどこかの資料を一人称で語らせただけのような薄っぺらさ。
「現在の若い人たち」のリアリティーの無さ。
『おじいさん』がああいう「最期」を選んだところに、この作品の「本題」があるはずなのに、そこが甘い。
いずれにしても、残念な一冊となりました。
---ここまで---
さて、あなたはどう思われ感じたでしょうか
それは読んでのお楽しみです
読み進めていく内に、心に宿ったその感情が全てだと思います
このエントリーの冒頭に、
この本のプロローグとエピローグを持ってきました
エピローグに向かおうとするあなたは、その手を止めるのではないでしょうか
そして、捲ろうとするページは恐らく.......
永遠の0の展開に夢中になるあなたは、
このエントリーに書かれたこの内容を忘れているはず
そして読み終えた時にその意味を知ると思われます
多くの方がこうであってほしいと願うその気持ちは自然な感情なのでしょうね
※ 画像にアマゾンのアフィリエイトを使用していますけれど、
わかりやすくするために用いたものですので、
そこからは買われなくてよいです
どこかの書店で手にしてみてください
コメント欄は自分のために空けておきます
コメントを書かれたい方はそれはそれで構いませんです
戦争や零戦に興味のない方や、女性や子供でも感じられる何かがあるはず
お勧めの一冊です

