ベスの肺高血圧症 闘病記 12、救急病院で名医に出会う | ジャックとベスの日記

ジャックとベスの日記

2008年生まれのシーズー犬の双子兄・妹の闘病日記です。
兄 ジャック 2019年7月 免疫介在性血小板減少症
妹 ベス 2021年1月 肺高血圧症 3月11日虹の橋を渡りました

2月10日 午後21時

 

午後20時30分に紹介予定だった二次病院の救急に断られ

 

以前下痢の時にお世話になった夜間診療に

ダメ元で連絡してみることにしました。

こちらの病院は25時までなので

朝までの入院は出来ないのはわかってたのですが

 

先程断られた病院で、夜間診療病院に電話してみれば

 

と言っていたので

 

アホか、と思いながら

一応電話してみたのです。

 

やはり25時までで、それまでなら預かれるし

何なら酸素室を貸すこともできるけど

その状態だときちんと朝まで酸素室で管理した方が

良さそうなので、、、

 

 

他の2つの病院を紹介してくれたのです。

電話して良かったです。

本当にありがとうございました。

 

2つの病院のうち、同じ県内にある病院に

電話をしました。

涙ながらに訴えたところ、すぐ来てください、

とおっしゃってくださいました。

 

ベスは何度も意識を失ったようになり

失禁までしていました。

車の助手席に置いたベッドの上に寝かせると

何度も意識を失うので

片手で体をさすりながら

「頑張って!!頑張って!!」と叫びながら

病院まで車を走らせました。

 

病院に着くと、受付の前で医師が待ち構えていて

「受付の間に診ますね。

必要な検査で5万円ぐらいかかるのですが

よろしいですか。」

とベスを引き取ってくれました。

 

「お願いします!!!」

 

ああ、ここは信頼できるな、と

着いた瞬間に感じさせられました。

 

名前やかかりつけ医など一通り記入すると

すぐに先程の医師に呼ばれました。

 

ここまで到着して5分程度しかたっていません。

 

医師はレントゲンや超音波の画像をモニターに出しながら

丁寧に説明してくれました。

 

「現状肺は真っ白なので肺水腫

入院治療が必要です。

 

それで、肺水腫の原因ですが

普通は僧帽弁の逆流があるのですが

ベスちゃんは殆どありませんし

左心室の拡張もありません。

 

ところが右心室を見ると

これは相当拡張していて

逆流速度もとんでもない数値です。

普通逆流があっても

この半分ぐらいでしょうか。

 

間違いなく

重度の肺高血圧症になります。

 

肺高血圧症の場合、

利尿剤は良くなくて

本当は今飲んでる強心剤の薬も良くないんです。

 

代わりに、人間でバイアグラって薬知ってますか?

 

これが肺高血圧症に何故か効くんですよね。

 

それと吐き気止めの薬を使って、

治療して、朝までに良くなるか。

朝5時でとても酸素室から出られなければ

無理に出さずそのまま入院してもらいますし

 

とにかく4時半に一度連絡しますね。」

 

いやもう、一生ついていきます、先生!!

 

明確な説明、

全て納得いく説明で

本当に良くわかったし

 

こんなに短時間で正確に診断し

治療方針までスパッと決めてくれて

これを神と言わず何と言うのでしょう!!

 

ベスを預けて自宅に戻る道中、

きっと大丈夫だと思えました。

 

そして朝4時半

「ベスちゃん、呼吸数も安定して

これなら全然お家に帰れます。」

 

との神からのお電話が。

 

その後の血液検査で

腎不全もなく

(五苓散のお陰)

白血球の数値は高いけれど

大きな問題はないでしょう、とのことでした。

 

迎えに行っても先に会計も済ませて

ギリギリまで預かってくれる心づかい。

 

ベスも見違える程元気になっていて

連れて帰った時の

ジャックの喜び様が

本当に可愛かったです。

 

この医師に会えたのはこれが最後だったのですが

この医師にずっと診てもらえたら

もしかしたらベスは

もう少し長く生きられたと思います。

 

かかりつけ医に治療方針メールしてくれる、

とのことだったので

これで安心!!と

 

この時は安直に思ったのですが

これがまた見事に覆されるのでした。。。。