小さいとき 野球部に入ってた
小学生最後の試合の日
僕は調子が悪くベンチスタートだった
応援してベンチを盛り上げる
九回の最後の攻撃
監督が僕を代打で指名した
僕は急いで最後の打席に向かった
ピッチャーが投げる
一球見逃した
球が見えない 涙で見えない
僕が泣いてるのは最後の打席だからだとベンチのみんなも泣いていたが
僕は違った
今まで一回も試合を見に来なかった父親が外野の脇で一人見ていたからだ
ピッチャーが投げた
僕は涙でかすむ球を力いっぱい叩いた
球はセンター前にヒット
最初で最後に父親にヒットを打てた
僕はヘルメットで泣いてる姿を隠した
最高の日になった