JACKのブログ

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EURO2012も3日目を迎えました。


ついに王者スペインが入るGUROUP Cが始まりました。


しかもスペインの初戦はイタリア。


この組の他2チームはクロアチアとアイルランドなので、いきなりの頂上決戦といえそうです。


さて、スペインは今大会の二連覇がかかっていて、10年W杯も制した正真正銘の世界王者。


ただ、今大会はビジャとプジョルが負傷により選出されていないのと、F・トーレスが不調から脱却できるのかが鍵となりそう。


イタリアに関していうと、カッサーノやディ・ナターレが代表に復帰したことは朗報だが、先日のロシア戦でも3-0の完敗をきっしており、どこまで改善されているかが注目される。

また、カルチョスキャンダルによりチーム内に混乱が生じていないかということも大事な問題だ。


試合は、スタメンを見て驚いた。


スペインはトーレスが先発と思っていたが、その位置にはセスクを先発にもってきた。

バルサではたまに、メッシの代わりにやっていたが、まさかこのEUROでデルボスケがこの采配をしたことは驚きだった。


イタリアは、直近の試合を見ていないのでなんともいえないが、自分は4バックでくると思ってた。

だが実際は3バックで、しかもデ・ロッシをCB中央に配置する布陣だった。

ただ、イタリアは伝統的に3バックを重宝する傾向にあり、今回カルチョスキャンダルの影響で離脱をしたクリシットやこの試合に右サイドバックで先発したマッジョなどはクラブでもWB的ポジションを任されているので、デ・ロッシの出来が重要に思えた。


試合は前半からイタリアの激しいプレッシングが目立った。

スペインの中盤を挟むように前線からプレスをかけていった。

中を固めてサイドに切っていこうという思惑が見えたように思った。


ただスペインもセスクFWに置いたことで、前線が流動的に動き攻撃の隙をうかがっていく。


しかしイタリアはデ・ロッシを中心とした守備が機能し決定的なパスから崩されるという展開は少なかった。


前半は互いにチャンスを作るも決め切れに、ハーフタイムを迎えた。


後半に入っても前半同様の攻守の入れ替わりが激しい展開が続く。


そんな4中、イタリアは相手のミスを突く。


セルヒオ・ラモスがバロテッリを背にバックパスを試みたところバロテッリはそれをカットし、独走状態になったが、余裕を持ちすぎたために急いで戻ったラモスにカットされてしまう。


この直後にバロッテッリは交代。


代わりに入ったのが、10年W杯以来の招集となったディ・ナターレ。


この選手がすぐさま結果を残す。


ピルロからのパスに反応したディ・ナターレがDFライン裏に抜けだし、カシージャスとの一対一を確実に決め、値千金弾をたたき出した。


ベテランのさすがの一撃で流れは完全にイタリアかと思われたが、スペインが3分後にあっさり同点に追いついた。


シルバがペナルティーエリア付近で左アウトサイドで絶妙なスルーパスを送るとセスクがゴールへ流し込んだ。


その後、セスクを変えてF・トーレスを入れるも二度の決定機を決めれずに、試合はドローに終わった。



この試合スタメンポジションで驚きを与えた、セスクとデ・ロッシはとても重要な働きをしていた。


特にデ・ロッシは、スペイン相手に一点で抑えたこと以上に、パスで崩してくるスペイン相手に引きすぎず、冷静にシュート・パスコースを消していった。

このフォーメーションが代表で初めてだったかはわからないが、この采配は的中だといえるだろう。



そして両チームの違いを生み出していたのは、イニエスタとピルロで間違いないだろう。


イニエスタはこの日は、ファールでしか止められないんじゃないかというほど、ボールを取られなかった。

それに、この選手の特徴でもあるドリブルも一試合通じて冴えわたっていた。

この日はそれほどスペインがパスを回せていなかったなかで、このような選手がいることは、大きな強みだろう。

ちなみにパスを回せなかったといえば、試合後にスペインの監督や選手らがピッチに水をまかなかったことによりピッチコンディションが悪かったと、話していた。

だが、どのスタジアムでもピッチに水をまくわけではない。これが言い訳にならないためにも、早めに乾いたピッチになれることも必要かもしれない。



ピルロに関しては、もうさすがであった。

ユベントスと同じようなプレーで、ボールを落ち着かせ、献身的に守備をし、前線に絶妙なパスを繰り出す。

今年ユベントスがリーグ制覇できた要因が、この試合に集約されているように思えた。


そして、新しいシステムが機能し、代表復帰した2選手も存分な活躍をみせたイタリア。


残り二試合にしっかりと勝利し、決勝トーナメント進出を決めれば、06W杯以来の国際大会制覇もみえてくるかもしれない。


それほど、今大会のイタリアには期待大だ。