メールの送り主は、同じサークルの2つ上の先輩。
相談があるとの事なので、
翌日のサークル後に話すことに・・・。
この時点で、臆病な僕は、
明日は告白するのはやめておこう・・・と、
気弱になってしまいました![]()
その先輩はサークルのキャプテンで、
みんなのまとめ役という感じの人でした。
あ、ちなみに女の人です。
次の日・・・サークルの練習後、
「なんですか?相談って」
「んー・・・まぁ座ってよ」
「??」
「・・・好きな人できたんだよねー・・・」
「!?」
好きな人が出来たのは別に驚きもしないのですが、
それを何故、僕に言うのか・・・?
「それを俺に言うってことは・・・
俺の知ってる人なんですか・・・?」
「・・・」
「え、やっぱそうなんですか!?
え~・・・誰だろ?」
その後、その先輩は黙ってしまいました。
いつもなら、思ったことはハキハキという男っぽい先輩なので、
そうやって黙りこくって、歯切れが悪いところを見た事がなくて、
ちょっと驚きました。
すると・・・
「ねえ、この後ご飯食べに行く?」
Tがやってきたのです。
もちろん、ご飯も2人じゃなく、数人でという話だったんですが。
さすがのTも、僕と先輩のおかしな空気に、
察したのか、後でメールしてとだけ残して去って行きました。
そして・・・
「ま、いいや。忘れて」
「え!?」
「この話聞かなかったことにして」
「え、ちょっと待ってくださいよ!気になりますよw
俺の知ってる人なんでしょ!?」
「・・・」
「・・・」
「知ってるも知らないもないよ。
本人なんだから」
・・・・・
え?・・・本人・・・って、
俺・・・?
しばらく・・・その場を動けませんでした。
確かに先輩とは仲良くさせてもらいました。
ただ、それは先輩後輩の仲であって、
僕はそこに恋愛感情は何もなかった。
そして、メールが着ました。
「変な事言ってごめん。
気にしなくていいから。
サークルで気まずくなる方がイヤだし。
かわいい後輩の為に私は身を引くから」
最後の1行の意味がわからなくて、
メールを返せずにいて、
何をしていいのかわからず、
友達に相談しました。
友達は先輩の本当の気持ちを知って、
ただ、ただ、驚いていました![]()
そして、
「かわいい後輩?そのまんまじゃん」
「え?俺って事?」
「違うよ!!w Tさんだろ?w」
え・・・?
Tの為に身を引く・・・?
っていうことは・・・Tは・・・
「お前もTさんも分かりやすいんだよw」
Tは・・・
僕のことを好きでいてくれる・・・?
少なくとも友達にも、先輩にもそう映っているのでしょう。
僕は、その事が嬉しくて、
舞い上がって、忘れていました。
Tと・・・その先輩は・・・
姉妹のように仲が良かったことを・・・