今日の一曲
パンダの赤ちゃん見たことある?
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【始】
ドタバタは実は前日から始まっていた。あの日の前の日、つまり2011(平成23)年3月10日に母親が他界した。熱海の施設にいた。
第一報で『お亡くなりになってます』とのことで実はあんまり慌てなかった。不謹慎かも知れないが、
「すぐ行かなきゃいけないのかな? まいったな、今日忙しいのに。」
くらいおもった。
とりあえず会社に連絡する。
「今日、オィラ早退けするわけには行かない・・・よね? 」
「何いってんの❗ 今日忙しいじゃん。」
「そーだよね。」
「どしたの? 」
「実は今、オフクロが他界したって連絡あった。」
「えぇー❗ 大変じゃん❗ 手配してこっちから連絡する。」
仕事続行である。気にしない。危篤は過ぎている。ジタバタしても始まらない。
ところがものの5分もしないうちに会社から連絡入る。
「すぐに戻ってこい❗」
「いーのかな? もう慌ても仕方ないんだけど。」
会社に戻りながら、兄、姉(アメリカ在住)、親しい親戚と連絡をとり事の次第を伝える。手配してくれた配車担当とオィラの仕事を引き受けるであろう仲間に申し訳ない気すらする。
会社に帰ると
「あと片付けはこっちでやるから早く行って❗」
「だからもう慌てても仕方ないんだってば。」
好意に感謝と、でも手遅れ感に笑いすら浮かぶ。
「じゃあとヨロシク」
と会社を出ようとすると、ボスに呼び止められる。
『大変だな、ガンバってな。それとだな、こーゆー時会社にすぐに連絡しないと。なんなら会社のクルマでそのまんま行っていいんだからそれとだな──云々カンヌン──』
⬆要するにどーでもいいことダラダラと・・・⬆
熱海へ向かう途中、工事渋滞に巻き込まれてもまったくイライラしない。 “行きたくない” “事実として認めたくない” という気持ちが強かったのかも知れない。
兄と落ち合う。姉からは『チケットとれた。明日11日の夕方日本着予定』とのメールが入る。オィラ・兄・葬式屋さんでダンドリを組む。
『喪主はオィラ、葬式は横浜でキリスト教式でやる』と決定。
横浜の葬式屋さんに連絡して『明日の昼頃までにそちらに伺う』との確約。
あとはオフクロの遺品の中から住所録(世代が世代なので大学ノートに手書きという超アナログ)を出して片っ端から連絡する。
母親の交遊関係なので知っている人も多いが、中には『誰だ? これ』って人もいる。
『えぇー、あらそーなの? ついこないだも電話で “お花見しましょう” って話になったばかりなのに──』連絡はなかなか進まない。
それでも一通り連絡をとり、終えた頃はもう夜になっていた。
同じ日に坂上二郎さんがお亡くなりになったのを知ったのは、どのタイミングだったのか連絡が錯綜した中では覚えていない。
ただまさかこのあと、もっと情報が錯綜するとはおもってもみなかったのはいうまでもない。
【つづく】







