今朝のべっぴんさん | ユニフォームコンサルタントになったビロガーのアリ父日記。

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息子夫妻に触発されて開始したブログですが… 2017/04/01にコンサルタントとして独立開業いたしました。ユニフォームビジネス、中小企業経営、その他諸々四方山話をJackLeonらしい語りで発信をしてゆきたいと思います。

さすがに包容力に富むおじいちゃんでも、譲渡したカメラをバラバラにされてはたまりません。これが何を示すサインだったのか。。。 

 

 

案の定、藍はここ三日ほど塾には行っていなかったようで、三日目になって家族が大騒ぎすることになりました。私は藍自身の意志で塾に通っていたのではないと思っていましたが、ストーリーでは藍自身が言い出したことになっていました。以前にも書きましたが児童の教育ごとの大半は、子供自身の意志よりも親の方針で決まることが多いですからね。ごく稀に子供時代から強い意志をもったケースがあり、この中の数パーセントが大成することがあるようです。

 

 

 

それにしも回想シーンには驚かされました。すみれが旅立った両親に藍のことを相談している場面に、姉のゆりまでが出てきましたので。。。 うたた寝での夢でしたね。でもその夢の中で両親が伝えたことは、すみれの幼少時代も何を考えているかわからない不思議な少女だったこと、しかしながら「芯は強かった」ということでした。ウチの長男も次男と比べると口数は少ないですが、芯の強さは相当のものですから。。。芯の強さは口数と反比例するのでしょうか。

 

 

そして父五十八の口から出た、、「何があっても、ゆりとさくらは我々にとっての“べっぴんさん”や。」というコメント。ここでドラマのタイトルが出てきましたね。

 

 

“べっぴんさん” 恐らくあまり東京では使われていない言葉だと思いますが、関西ではよく耳にしました。大抵は“美人さん”という意味で使われていましたが、本来は“普通のものとは別の品”、つまり“別格”というが語源のようです。(ワープロで変換すると“別嬪”も出てきますが。。。) 五十八の発言を推量するかぎり“別品”でしょうね。

 

 

 

子供は精神面で壁にぶち当たるといろんな症状が出ます。親や周りのものはそれを敏感に感じ取ってやる必要があります。私自身の経験では発熱がありました。夏休みに通っていた水泳教室での出来事。他の同級生と比較しても早く泳げる方だったので、何人か選抜されて試合に出るために別の教えを受けていました。順調に伸びていた記録ですが、ある日その距離に到達する前に泳ぐのを止めてしまいました。しんどかったからです。指導していた教師は体調不良かと思い、それ以上泳ぐことを強いることはしませんでしたが、翌日も同じところでストップ。その翌日も。結局教師は最後まで何も強いることはありませんでしたが、数日後水泳教室に出かける前に、出かけるのがいやだからとグズっていたら、母親が体温計を持ち出してきて測ってみると、なんと38度近くの発熱。近所の小児科へ行ってみても原因はわからない。結局その夏の水泳教室はそれっきりでしたし、誰も私を咎めることもなく、また私自身もそれで落ち込んでしまうことはありませんでした。

 

 

30数年前のことをここまで鮮明に覚えているのですから、私自身は“この体調不良は熱によるものではない。自分自身の水泳教室拒否から発生している。”ということを認めていたと思います。口には出しませんでしたが。。。 その後この水泳に対する拒否感は何の問題もなく克服してしまいましたが、子供心に“嫌なものに出会った時”“逃げ出したくなる時”にはこういう拒否反応が出るのだということも学んでしまいました。。。

 

 

同じようなことはこれまで発生してはいませんが、中学・高校・大学・社会人とステージを登ったあとも“逃げ出したい感覚”には出会いました。でもそれを自身で超えてていけたようです。ただ、、自分一人の力ではなかったのでしょう。そのことも見守ってくれた両親の育みが根治を誘発したのだと思います。やはり親に感謝です。残る人生でもどういう局面に遭遇するかはわかりませんが、残されたこの根治力で乗り越えてゆきたいものです。

 

 

さて、藍は帰ってくるのでしょうか。。。