#コンプライアンス | ユニフォームコンサルタントになったビロガーのアリ父日記。

ユニフォームコンサルタントになったビロガーのアリ父日記。

息子夫妻に触発されて開始したブログですが… 2017/04/01にコンサルタントとして独立開業いたしました。ユニフォームビジネス、中小企業経営、その他諸々四方山話をJackLeonらしい語りで発信をしてゆきたいと思います。

企業コンプライアンス。企業が法律や社内規定などのル

ールに従って活動すること、そういう概念を意味するも

のです。よく耳にするCSR(Corporate Social Respo

nsibility)とともに重視されています。

 

 

昨年末までの勤務時代は会社責任者でありしっかり自覚

しているつもりでした。 株主1社の事業会社でしたが

親会社がコーポレートガバナンスをシビアにマネージし

ている企業でしたので、事業会社も同様の研修などを受

けていました。

 

そして私自身も責任者として事業会社目線で社員に説明

し、親会社や帰属する主幹部隊からの資料をそのまま回

付するような「瞬間パス的伝達」にならぬよう気をつけ

ておりました。

 

 

しかしながら実態と照らしてみれば、私が常に唱えてい

た「常識で考えていけないこと」を本当に会社がきちん

と厳格に行っていたかどうかをふり返ってみると、、、

そうではありませんでした。 私がその表現を発すれば

発するほど空虚感が会社内に漂っていたのでしょう。つ

まり実態的にはコンプライアンスに反した商習慣があり

それを私自身が知っていながら黙殺黙認していたことが

その空虚感を充満させてしまったのでしょう。

 

 

その代償はとてつもなく大きいもので、一瞬にしてそれ

まで勝ち得た信頼や実績は、あっという間にガラガラと

崩れ落ちてしまいました。それまでの伸張がグループ企

業内で目立っていただけに、崩壊というよりも叩き壊さ

れてゆきました。

 

 

今思うことは、、 なぜこうなってしまったんだろうと

いうことです。コンプライアンスに触れる行為が起こっ

た理由もさることながら、周囲の誰もがその認識を持ち

ながらも止めることができなかったのはなぜか。また責

任者である私を筆頭にした取締役はなぜそれを容認して

しまったのか。。。

 

コンプライアンスから破綻が生じるのは大企業だけでは

ありません。むしろ、、中小企業の方が破綻というより

全滅してしまうリスクがあると思います。それは財務力

だけではなく社会的信頼感を喪失するためです。

 

 

これからの残された時間は、これまでお世話になった方

々に恩返しをする意味で、私の経験をお役に立てるよう

活動してゆきたいと思います。