先週は『調教欄に注目するポイントとは…』
という大枠のテーマの中で、
「調教タイムを見ない理由」の一つ目に
ついて記載させていただいた。
今週は二つ目について、記載したいと思う。
▼調教タイムを見ない理由…
二つ目の理由とは、
「調教に乗っている人間によって
タイムなど平気で詰められる!!」
ずばり、この点である。
調教欄には、騎手名や「助手」としか
書かれていない。
この「助手」と書かれた調教助手には
当然のことながら、体重制限がない。
60kg超の方も多く、一説によれば、
70kgくらいある方もいるそうだ。
これが調教助手ではなく、騎手ならば、
50~53kgくらいの体重だろう。
少し油断をするとすぐに60kg近くまで
増大するそうだが、
その週に調教を付けるのがわかって
いたら、きちんと自己管理をするだろう。
勘の良い方ならもうお解りだと思う。
同じ馬にまたがって調教を行う場合、
50~53kgの騎手が乗るのと、
調教助手が乗るのでは、どちらが時計
が掛かるだろうか??
言わずもがなである。
この点から、僕は調教タイム自体は
あまり意識しないようにしている。
むしろ、
「どんな人が乗っているか??」
にフォーカスして、調教欄を見るように
している。
調教タイムというのは、どんな人が
乗るかで簡単に変わってしまうからだ。
あるレースの調教欄を見た時、
・騎手が乗って、1ハロン 12.4強め先着
・調教助手が乗って、1ハロン 12.9馬なり
あなたなら、前者と後者のどちらの馬が
「調子が良さそう」に見えるだろうか??
時計だけ見たら、間違いなく前者である。
近走2~3着が続き、クラス実績もあって
人気になりそうな馬がいた場合、
予想家たちは、前者の調教の方を
高評価に抜擢するのである。
だが、得てしてレースで波瀾を演出する
タイプは、後者の方だったりする。
騎手が乗って好時計の馬と、体重が重い
調教助手が乗って好時計の馬、
どちらの調教が良いかは、至極当たり前
の話である。
競馬をしない方にしてみたらバカバカしい
くらいの当たり前の話だが、
競馬の世界では、一切目を向けられず
誰も教えてくれなかったりする。
調教欄に関しては、調教タイムやメディア
のコメントを鵜呑みにするのではなく、
グリーンCHで放映される調教番組を
繰り返し見て判断するのをお勧めする。
これを行う事で、単に調教タイムだけ見て
いたら浮上しなかったであろう穴馬を発掘
出来たりする。
そういう馬がレースで激走するのを
目の当りにしたら、
間違いなく調教欄を見る目も変わるはず
である。
調教タイムという「数字」に惑わされず、
ご自身の目を磨く事をお勧めする。