A君達は、部落地区に住んでおり自分達の世代は差別されたりはしてないけど、昔の話を聞いてなにに対しても『差別』は絶対にしてはいけない!
だから、身体障害者だからと言ってお前が差別されてるのが嫌だった。
そんな話をしてくれました。
中学ではみんなクラブ活動に明け暮れたりしてますが、心臓の弱い私は運動する事もままならず…。
そんなとき、A君が先輩たちと『解放研』と言うクラブを立ち上げてるから一緒にやらないか?と誘ってくれました。
私は迷いました。

一つは、自分が入ることで周りから余計に差別されるのではないか?
二つ目は、A君達は俗に言う不良なので部室は不良の溜まり場になるのではないか?

A君達のしようとしていることは素晴らしいとは思いましたが、タバコも吸うし…。

続く…
高学年になっても、いじめは無くなりませんでした。
しかし、味方になってくれる人は居るものでそんな友達たちに支えられ卒業しました。
中学になりペースメーカーの入れ替え手術をしました。
他の小学校からも集まりましたので、また私の身体・家庭状況を知らない奴らが集まるわけで…。
入学前には不安で仕方なかったのですがそんな不安はすぐに消えました。
何処にでも一般的にいう不良は居るわけですが、上下関係・仲間意識は非常に強いですよね。
同じクラスのA君は昔から悪かったのですが私のことを何故か守ってくれ先輩にも紹介してくれ、誰も私の事をいじめる人は居なくなりました。
何故A君達は私を守ってくれたのか聞いたことがあります。

続く…
小学校に入ってからは、片親とクラスメートにいじめられ…。
挙げ句の果てには、担任からも…。
自分のことを父親が居ないといじめる子が居ると担任に話したときは「いじめる子には先生から話するから」と言ったのに次の日には「お父さん居ないのは本当だから仕方ないでしょ」と、言い放ちました。
私がいじめられるのをみているのに完全にみて見ぬ振り…。
最後は、校長にまで話にいき家に、いじめてた生徒の両親・担任・教頭・校長が誤りにきました。
しかし、次は身体障害者とペースメーカーが入っているので『改造人間』といじめられ…。
しかし、それには学校もすぐに気付き対処してくれました。

学年で同時は道徳の授業があり、身体障害者について取り組んでくれましたが、みんなが『かわいそう』と言い非常に寂しく思っていました。

続く…