やっと見ました第9話。石田彰さんが出るということで見たが、最後ははっきりとした形で終わらないんですね。

Aパートは「画家」。伊藤潤二作品の中では有名らしい富江のエピソードです。
1人の有名画家が、黒髪美少女の富江に会い狂っていく話。特に珍しい内容ではありませんが、確かに富江は美人で、高飛車な態度と美貌にムキになって、次第に夢中になり堕ちていく描写が描かれていました。ちなみに画家役は郷田ほづみさん。
富江は自分の美貌を形に残したくて画家に頼むが、別の彫刻家にも頼んでいて、彼女を見た者は皆狂い、壊そうとするらしい。だが、殺しても再生する人間ではなかったのだというオチで、あ〜ホラーというより不思議な話として見るのがいいのかなと思いました。

Bパートもホラーじみた不思議な話で、タイトルは「血玉樹」。こちらのミステリアスな青年を石田彰さんが担当し、主人公の安西役は吉野裕行さんです。
ヒロインの方は1人浮いていて、新人さんかな?喋るのは最初だけで、吉野さんが大体喋ります。

安西と彼女は森で帰れなくなり、電話を求め村を探します。途中で出会った子ども達の表情が死んだ魚みたいな雰囲気なんですが、安西らは気にせず声をかけてました。ツッコミどころが多くて、子どもたちに血を吸われても悪戯扱い、家に付いているシミを血と信じない、血だまりに無反応。
明らかにおかしな村で、唯一いる男に警戒心なし(笑)怪我の治療と急な自分語りを始める謎の青年。
青年が好きだった人は体内の血が逃げたがっているとナイフで自分の首元を傷つけたそうです。青年が血を吸うシーンはセクシーでした(^_^)
青年はその女性の首から生えた血玉樹を見て驚くが、女性を生かすには栄養がいると村人を捕まえ、奇妙な術で土に埋めたそうです。埋められミイラみたいになった男から危険な男だと聞いた安西は彼女と逃げようとするが、青年に見つかってしまう。しかし、あっさり見逃してくれました。
そりゃ、彼女はもう手遅れで、どうにかできそうなのはあの男だけ。自分の傷口にも血玉樹ができるし、自分の血玉を飲んだ人達は血を飲まなきゃ生きられなくなったので襲われてしまう。戻るしかないし、きっと安西は栄養にされてしまうだろうが、どうなるかは描かず終了でした。こういうのは怪談らしい幕引きですね。

あと、緑川光さんが出る回を見たいと思います。四つ辻の美少年。緑川さんの声にピッタリです!
ハンニバルもやっと1stシーズン後半にきました〜週末が楽しみで仕方なかったです。井上和彦さんvoiceのマッツ・ミケルセンが脳内で再生され、仕事の励みになるほどです(T . T)

8話、9話はまたまた遺体が凄い姿に変貌する回。天使の羽根に見立てた皮膚ベローンな遺体もビックリしましたが。8話は人間の腸を楽器に使う殺人鬼。Fate/zeroで人間の皮で作ったカバーや子供の悲鳴で奏でるキャスターを見たので懐かしさを感じました。
犯人も雰囲気が出てたし、ハンニバルを標的にし襲うアクションシーンが良かった!ハンニバルは戦闘もできます。ただ、体力はあまりなさそう(^_^;)犯人のトラバスを説得しようとした友人は、ハンニバルと友人になりたくて見栄張ったために殺され、ハンニバルの狂信者っぽいところが良かったから残念です。
ハンニバルはウィル同様人を殺してしまい、同じ経験をしたと共感を与えていましたが、ウィルはハンニバルと違い悪夢に苛まれます。
9話は噂のトーテムポール!でんぐり返りの逆verみたいな体勢だし、手や腕の密集が半端ない。犯人のことが次第に分かるが、年齢かなりいってるんじゃと気づいたら、あの高さのトーテムポールを作るって体力ありすぎと思いました。
最初の振り返りにアヴィゲイルがいたため関係すると思ってましたが、彼女も悪夢に苛まれ、この事件に関わっているとは。あと、ウィルにアヴィゲイルが殺人を犯していると気付かれ、守るために秘密を共有する形へ。

10話、11話は再び切り裂き魔の話へ。
切り裂き魔だと言っていた男が洗脳されてたことに気付き、藤原啓治voiceの精神科医ピンチ!藤原さんもサイコパスキャラが似合う声だよなぁと感じながら見てました。逃走し自分とは何か知りたくて外科医の力を使い殺害する事件が発生。
ウィルは犯人と同調しすぎて現実との境が曖昧に。夢遊病のような表情や熱、やつれた表情になっていて、ついに殺害現場を荒らしてしまう。ジャックは何故仕事を辞めないか言い出したが、あの時はジャックは裏切らないと少々依存していて、今更そんなこと言う?とイラってきましたね。そこまで追い込んだのお前だろ!みたいな。
ハンニバルや神経科医はウィルの脳炎を研究対象とするため嘘をつく。ウィルは痙攣まで起こし白目がヤバイ。幻覚シーンは美術感溢れていてドラマ版らしかった。

10話は自分が死んだと思い込む女性、11話は精神科医連続殺人事件の話。11話はウィルがついに犯人を撃ち、再び手を汚してしまう。射殺許可は下りていたが、アヴィゲイルの父を助けるため撃った記憶に苦しんでいたから心配。好きな人には「不安定だから」と拒否られるしウィルの環境は最悪な状態になってきました。

次巻で1stシーズン最後、そしてウィルvsハンニバルとなる2ndシーズンへ入ります。土日両方が休みでないとレンタルしに行けないため、暫くハンニバルお休み。ハンニバル(と美しいマッツ)に会えず脳内ハンニバルハンニバルハンニバルです(>_<)
【あらすじ】
不倫していた夫が数日間行方不明になり帰ってきたが、どこかおかしい。鳴海は違和感と怒りを抱えながら夫・真治を支えるが、自分は地球を侵略しに来た宇宙人だと告げられる。一方、惨殺事件が起こり、関係している宇宙人のあきら、記者・桜井を「ガイド」にした宇宙人・天野は真治を探し始めていた。


元々は舞台の脚本で、宇宙人の侵略とは「言葉の概念」を奪い人間を滅ぼすことというのが面白かった。今迄侵略といえば建物の破壊や殺戮でしたから、確かに相手から概念を奪うと抜け殻になり、ただ息する人形になるなと思いました。宣伝も良くて「絶望が愛する人の形でやって来た」というのがグッときましたね。ディストピアな内容なんじゃとウキウキしました(^_^)

鳴海役を長澤まさみさん、真治役を松田龍平さんが担当し、松田龍平さん目当てで見ました。「羊の木」もレンタル開始されたら借ります✌️
話は鳴海夫妻の方が好きでした。同時進行で鳴海チームと桜井チームを描いています。
長谷川博己さんが桜井役、高杉真宙くんが天野役、恒松祐里さんがあきら役です。宇宙人も性格が違い、自己中で破壊しがちなあきらがいたおかげで、被害は出るが居場所は分かりやすく計画が狂います。天野も自分の星のため残酷な無邪気さで遂行するが、こちらは落ち着きガイドの桜井と友情のようなものを築きます。真治は本当の真治に近づこうとしていて、のほほんとした印象でした。

真治は鳴海の妹・明日美から「家族」を、近所の丸尾から「所有の『の』」を奪い、奪われたら二度と戻らない。だが、跡継ぎと両親の介護を望まれる明日美にとって家族が鬱陶しく、奪われてから解放された雰囲気に。
丸尾も引きこもりで家に縛られた生活から脱却し、街中で平和のための演説をするほど前向きに変化。
アンジャッシュの児嶋さんが担当した車田の「自分と他者」のやりとりとか舞台や小説らしい内容だと思いました。真治と天野はガイドに手を出さず守る律儀さが好き。

高杉くんは仮面ライダーの頃から応援していましたが、本郷奏多くんみたいに色んな役に化けていける役者さんだと思うので、この映画にも出演してくれて嬉しい。
桜井には天野ぐらいの子供がおり、親子のような、友人のような関係性になり、桜井が天野の侵略に反対しつつも次第に受け入れていく描写が良かったのだが、桜井が軍事ヘリにぶっ放すのはいらなかったなぁ。

鳴海は真治を守るため遠くへ逃げようとする。不倫されるがまだ愛していて、世界滅亡の時に真治に「愛」を奪ってと頼むところが感動しました。それまでに神父から「愛」とは何か知りたかったんですよ。だが、皆概念が違って、鳴海からも奪ってはいけないものと言われていました。鳴海の願いを叶え、真治は滅亡を止めるが、二人は今迄と世界の見え方が変わってしまう。
真治を愛していた鳴海は思い出の地や素敵な景色を真治と見て綺麗と感じていたが、愛を失ってからは何も感じなくなる姿が、彼女の「愛」を物語っていました。
真治が鳴海の傍にずっといるからと付き添う姿も切なくて泣いてしまいました(T . T)

この映画は東出さん演じる宇宙人の前日譚があり、神父役に東出さんがいたのでヒロイン役の夏帆さんから教わったんだろうなぁと思いました。
東出さん見ると「寄生獣」を思い出しましたが、人間外や人間じゃなくなっていく役が似合う方。松田龍平さんも感情の起伏が小さい方なのでお二人とも合っていました。