発売された時は本屋でなかなか見つからなかった本でした本

女性は好きな方も多いだろう女郎の話で、各章メイン人物が違うけど繋がってます。


☆花宵道中

姉女郎・霧里が亡くなり、火事で仮宅に住んでいた朝霧。

ある日、草履を拾ってくれた半次郎に恋心を抱くが、
吉田屋に抱かれているところを見られてしまう…

女郎は本当に好きな男を作ってはいけない、年季明けまで門の外に行けないしょぼん

女郎話の最後は切ない終わり方ですが、最後に半次郎に花魁道中をさせてもらい愛し合うシーンがあるので少しマシかな…

想像するとめっちゃ綺麗な描写ですアート


☆薄羽カゲロウ

朝霧の妹女郎・八津の妹女郎・茜が初夜を迎える話。

好きな船頭には他の店の女郎・水蓮がいて片思いから始まるが…

最後は花魁の運命が描かれるが他より悲しさは少ないデス。


☆青花牡丹

霧里と弟・半次郎の話で、弟への恋心と家族を中心に描いています。

彼らは貧しいがお互いを大事に思っており、
半次郎が朝霧の為に殺人を起こしたいきさつまでしっかり書かれ辛かった(>_<。)


☆十六夜時雨

八津は病弱な三津の面倒を見ながら茜を育て、仕事をする毎日。

髪結いの弥吉の弟子・三弥吉に恋心を抱くが、死んだ姉女郎を見て恋愛をしないと決めていたドキドキ

私は三弥吉が好きで、後ろから抱きしめ共に逃げようと言うシーンがいいブーケ1

同時に水蓮と船夫の足抜け話もあり、濃い内容デシタ。


☆雪紐観音

人気の女郎・桂山の妹女郎で茜と同期・緑の話。

緑は幼少時の記憶から喋れなくなるが、三津と過ごす内に変化していく。
緑の三津への想いが描かれ他と違いました。


☆大門切手

山田屋の女郎を仕切る勝野と、髪結いの弥吉の話。

今まで弥吉の印象が良かったが、
ここではダメ男だが見捨てられない感じの人。


他にもあとがきが面白かったねニコニコ

筆者が遊女達に向けて書いた言葉など隅々まで読み満足しましたキラキラ