見ること、読むこと、解ること
どーも。NHK紅白歌合戦の司会にみのもんたですか、いやぁ、なりふり構わなくなってますね。
そりゃあ、小川対吉田は観たいですよね。ボビー対マケボノも一応観ておこうかとなりますからね。
風邪気味により早めのパブロンで脳の回転が遅めになっている、Tです。
さて、冒頭の写真のおじいさんは一体誰でしょうか??(昨日はドストエフスキーでしたが)
そう、先日のポッキー・プリッツの日(11月11日)にこの世を去られた
現代経営学の父、P,F,ドラッカー氏であります。(95歳!!この時点である意味既に凄い)
と、さも詳しいかのようにご紹介しましたが、
私、未だ彼の著作を読んだ事がありません。
で、追悼の意味を込めて、とりあえず大学付属図書館からGETしました。
①「ドラッカーが語るリーダーの心得 成功を手にするプロフェッショナルとは」
②「イノベーションと企業家精神」
③「ポスト資本主義社会 21世紀の組織と人間はどう変わるか」
現在は③を読んでいるのですが、なかなか興味深い。
彼は、単にビジネスについてだけでなく、歴史、哲学、はたまた美術にまで幅広く精通しており
巧みにそれらの出来事を引用しながら、論を展開してくるのでかなり面白い。
(そして、僕にとってはインテリ心をくすぐられて、まさにツボ)
例えば、①より引用
【かつてドラッカーがイノベイションの七つの条件についての講演を東京の経団連で六百人ほどのビジネスマンを集めて行った際に、こんな発言をしたのを思い出す。その発言は、ダ・ヴィンチや歴史の節目に生きた人を列挙して、「モーツァルトや"タイガー"」というように、瞬間聞こえたのだが、通訳にあたっていた筆者の方に向かってウインクをしながら"お前さん、これがわかるかね"とでもいうような、茶目っ気たっぷりな表情をした。一瞬、なんでタイガー、すなわち虎がモーツァルトと関係があるのかと筆者は戸惑った。
しかし、次の瞬間に、それが、ドラッカーが極めて薀蓄を傾けて語れるもう一つのジャンルである日本美術史上の巨匠"大雅"のことを言っていることに気がついた。
そこですぐさま、「モーツァルトと江戸中期の画家・池大雅」というふうに補って訳したところ、かなり日本語がわかるドラッカーはニコリとしながら、うなずいていたのを記憶している・・・・】
・・・いやん、池大雅なんて僕でも代表作が浮かんでこないよ、
いけのめだかがミナミでスナックを経営している事は浮かんできましたが。
しかし、ですね。皆さんはここで少なからず思いますよね。
「そんなん、この本読んでビジネスで大金持ちなれるんやったら皆読むわ~、読んでも意味ない」と
果たして、そうでしょうか??
ここで、僕は塾の生徒たちとのやりとりを思い出します。
―現代文授業にて
生徒「読んだ!!」
T「ほう、読んだか、じゃあ、どんな話やった??教えてくれや。」
生徒「・・・読んだけどわからん。」
T「それは読んだんじゃない、見ただけや。もう一回読めや。」
しばらく後に
生徒「読んだ。」
T「あらすじは?」
生徒「かくかくしかじか・・・」
T「はぁ、なるほど。で、主題(著者の言いたかった事)はなんやと思う?」
生徒「それは、こうこうこうこうで・・・」
T「意味解らん。それは文章引用してるだけや!!自分で思ったことをまとめてくれ。」
また、数分後
生徒「オッケー。」
T「で??テーマは?」
生徒「こうがこうで・・・」
T「よし、設問解け。」
僕は、ほぼ国語の文章題全てに対してこのプロセスを取ります。
そう、それは受験勉強以外での読書、論文、映画、絵画を見る時でも同じ、
1、あらすじ=文脈を把握
2、作者の主題(最も言いたかった事)を考察
3、それを自分に照らしあわせ、自分にとってどのような意味を持つものか?を分析
この一連のプロセスを全てこなして初めて、
本や論文を読んだ事になるのです。
大概の場合は皆さんは1、だけをたくさんこなして、
私頑張ってる、努力した、勉強したで~~という気になっていませんか??
それでは意味が無い、時間の浪費にも近いでしょう。
面倒臭いけど2、も3、も毎回必ず行う、それをして始めてその情報が血となり、肉となるのです。
そしてその事が、時にとして
4、その情報と自分の個性を基に新たにクリエイティブなアウトプットを行う、
を実現させるのです。
と、考えると、
いわゆるビジネス本や自己啓発本を読む事が無意味、著者の印税荒稼ぎにひっかかっているのではなく
使い方、読み方によっては
本当にサクセス、金儲けにつながるのではないでしょうか??
1、~3、が無ければ4、も出来ませんからね。
というわけで、
皆さんも明日から有意義な読書生活を~~~~★
今回は大作、書くのに1時間かかりました・・・・↓↓
さーて、今から読むぞーーーーーー、待ってろドラッカーーーー!!!!
・・・・「あの世で待ってるぞ、紫竜!」
