オランダといえば、風車。最盛期には9,000基もの風車がオランダ中で稼働していたらしい。何しろ国土の1/4が海面下の国である。常に水をかき出していなければ、水没してしまう。

生活を豊かにするために、利用できる土地を生み出してきた。

 

ロッテルダム近郊のキンデルダイクから南西に向かってベルギーと国境を接するオランダ南西部にはZeelandという州があり、ほとんどが海抜0メートル。泥沼だった土地を堤防で囲い、干拓地を作ってきた。水との戦いを繰り返してきた。1953年の北海大洪水では甚大に被害があったらしい(Zeelandに洪水資料館がある)。

 

今は、オランダの風車は観光資源。多くの観光客が世界遺産となっているキンデルダイクを訪れ、風車を写真に収めている。風車の形も可愛いと思う。風車の中に入ると、風車守りが住める作りになっている。風向き等で風車の向きを変えたり、メンテナンスをするなどの役割を担っていたとある。

 

建設された当初の役割は電動ポンプなどに譲ったが、オランダの人たちに大切に守られ、当時の土木・建築技術や、人々の暮らしぶりをを伝える拠点となっている。

機会があれば、皆さんもぜひ訪問してみてください。