ホロスコープを読むにあたって掘り下げていくと天球を12等分した12星座占いから
360度分割したサビアンシンボル占星術に辿り着く方は多いのではないかと思われる。
より具体的に自分の命について知ろうと思う好奇心家なら当然と言えることかも知れませんな。
サビアン度数のとり方として言われている方法が、
生まれ落ちたタイミングの惑星の度数に+1した神託がその人の持つ惑星の予言である。
惑星によりその予言の表れ方は異なり、個性を生み出している。
特に公転周期の遅い惑星の度数は世代層としてその予言が表れる。
また、どのハウスにその惑星があるかで個人への影響分野が異なる。
何故+1するのかという疑問に際しては
生まれてから生きていく上で次の度数の予言へと人は成長するからである。
私としては概ね、というか半分納得と言った所でしょうか。
初回ブログを読まれた方はご存知かとは思われますが
私としてはサイドリアル方式の星座帯を真の星座ではないかと疑っておりますので
当然サビアンシンボルもどう読むか考察しております。
仮説①
まず従来(トロピカル星座帯)の読み方をするにしても逆行天体の場合は度数も-1度するべきだと考えます。
そしてサイドリアル獣帯でも同じ度数の取り方をする。
仮説②
次にサビアンシンボルは、1925年に各星座の度数に向けてチャネリングされた天球360度の辞典のようなものなのですが
果たしてチャネリングされたシンボルはそもそもトロピカル獣帯の度数に当てられたものなのか
という疑問からです。
もし仮に1925年のサイドリアル星座の度数(要は実際の星座の位置)から降りてきた神託にも関わらず
1925年からトロピカル星座のシンボルとして固定されているとしたら
本来牡羊座10度に当てられるシンボルが牡牛座の5度に割振られている状態
現在
魚座 15度 本物の砲弾を使った砲火射撃での仮想攻撃の前に、将校が部下を指導している
牡羊座 10度教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える
牡牛座 5度開いた墓での未亡人
↓↓↓
本来(三ツ目亭案)
魚座 15度 教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える
牡羊座 10度 開いた墓での未亡人
牡羊座 5度 古い城のテラスで行進している1匹の孔雀
1925年からの歳差を考慮すると
2016年の牡羊座1度と約1度のずれが起こる
つまり、トロピカル獣帯に対し+2度させるべき(逆行の場合+1)なのかもしれないということ
簡単に言えば
いつものサビアン度数の取り方にさらに+1させて考える
しかしサインはサイドリアル獣帯としてメモる
というもの
仮説③
そして最後にサイドリアル獣帯で度数をとった場合度数を+1させずそのままの度数を読む。
純粋に表示された度数を受け取るというもの。
惑星の運行を考えた場合、逆行も順行もまして人間の成長など考慮に入れず
ドンピシャでその度数が割り振られた方がとても機械的でシンプルで腑に落ちやすい。
仮に水瓶座21.03度と水瓶座21.58度の配置があったとして+1(逆行の場合-1度)する場合その成長の裁量にまた疑問が浮かぶのは放っておけません。
実際過去の偉人達(人生の略歴や功績が判明しているので使いやすい)のホロスコープではこれが一番しっくりきますので採用しております。
何故こんなにも私が解読に手こずっているかといいますと
ややこしいことに私の出生ホロスコープでの惑星配置が並んでおりまして
いい塩梅でトロピカル度数の時に出ていた度数にサイドリアル度数で出した時の違う惑星が重なるという事態になっておりまして
いったいどの惑星効果によってシンボルの作用が働いているか判断しかねているのであります。
そしてなにより出生時間がわからないのが大きいといいますか。
改めて忠告させていただきますと(何様でしょうかね)
自分のホロスコープは極力後回しすべし。
占いというものは信じた時点で真理への糸口を逃す。
この2点を忘れて盲信してしまったら占星術はシステムとして破綻し
お花占いと同じ物になってしまう。
でもまぁ自分のことが一番気になるのが人の性って奴ですけどね。