PSF1購入時にお願いしたオプションは、定番のフロントフェンダー、リアフェンダー、リアキャリアの3点。

多くのPSF1ユーザーが装着しているショートステム(ノーマルステムに対して6cm短くなり、少し前傾姿勢に近くなる)については、わたしの身長が182cmということもあり、乗ってみてから必要性の有無を判断しようと納車時には装着しませんでした。

ですが、このショートステムオプションは、こちらを標準にすべきと思う必須オプションでした。

ショートステムに交換して最初の一漕ぎで、「これが正解」とすぐに身体が反応しました。

 

ショートステム装着で、ライディングポジションが改善。

 

 

フェンダーやキャリア、ライトはそれぞれの使い方で購入の有無を考えればよいと思いますが、このショートステムだけは購入時に装着した状態でオーダーすることをお勧めします。

 

今回このショートステムの装着をお願いしたのは、セオサイクル 南浦和店

 

PSF1を購入したのはワイズロードの南越谷店。 どちらも自宅の最寄り駅から2駅の距離ですが、ワイズロードはオンラインショップに在庫のない商品は、店舗に出向いて注文しなければオーダーを受け付けてもらえません。このショートステムも、メーカーへのオーダー品との事で、お願いするなら店舗へ行く必要があります。

自転車本体を購入して、住所や連絡先もすべて登録されているのですから、電話またはメールでオーダー受付してくれても良さそうなものですが、会社の方針ということですから現場ではどうにもできません。

とはいえ、部品の注文だけのために店舗に出向き、入荷したら再度取付に50分自転車を走らせるという2度手間は嫌なので、今回は電話で注文を受け付けてくれたセオサイクルさんにお願いしました。

 

最初はDIYで交換できるかと思ったステム交換。六角ボルトに似ていますが、形状が少し違っており専用工具でないと外せません。

 

BESVのPSシリーズのような趣味性が強く、且つ取り扱い店舗が限定されている自転車の購入は、購入店選びも考える必要がありそうです。

ワイズロードは用品の品揃えも多く店内はとても賑わっていますが、当日の飛び込みメンテ依頼はNGで、修理は必ず電話で作業予約を取ることとなります。

カスタマイズ依頼などは、時間的に余裕をもって依頼できますが、壊れて本当に急ぎ修理をしたいときに予約うんぬんは正直しんどいかもしれません。

このあたりは自転車の使い方や、自宅からの距離なども含めて検討して、自分にとってベストなお店から購入することをお勧めします。

E16エラーコード

実際に当日メンテしたい事がPSF1に起きました。

ショートステムが入荷して、セオサイクルに向かおうとした日の朝、PSF1を組み立てて電源を入れたらHMIディスプレに「E16 」というエラーコードが表示され、アシストが全く効かない状態に。

マニュアルを読むと「モーターとコントローラーをつなぐケーブルが接続されていない」との事で、BESVからはYouTubeで対処方法のビデオも出ています。

確認するとビデオの通り、ケーブル接続のコネクターがフレームの中で外れていたのですが、反対側のコネクターが付いているケーブルを引き出すことが出来ません。「ケーブルが結束バンドで固定されている場合は、バンドを切って引き出して・・」と書かれていますが、数本のケーブルが通っている結束バンドを何も考えずにバラすことは嫌ですし、たぐり寄せるケーブルがどのルートで、どれくらい余長があるのかも分からないのでDIYメンテはあきらめて、セオサイクルに電話。

保証期間内だが、他店購入購入であることを伝えてこのケーブル接続のメンテも一緒にお願いしたところ快く引き受けてくれました。良かった~。

追加依頼が発生したことから、PSF1は店舗に預けて後日引き取りましたが、リアブレーキのひきずり気味修正など総合チェックもしてくれて、快調なPSF1がもどってきました。

折り畳み式の自転車は、ケーブルの曲がり・あたりや、機構の馴染みなど、車で言うところの慣らしがあると思うので、初期段階ではこまめに点検した方がよいかもしれません。

 

セオサイクル南浦和店はBESVは常時在庫はしていませんが、きっちりメンテしてくるスタッフさんが居るので、浦和近辺に住んでいる方には良いお店だと思います。

わたしもこれからタイヤ交換などのカスタマイズも引き続きお願いしようと思います。