Tiguan DYNAUDIO EDITION

購入したティグアンは2018年にディナウディオ オーディオ エディションという300台限定で発売された特別仕様車です。サブウーハー含めた10スピーカーに、Dolby Prologic II搭載のヘッドユニットで臨場感あるサラウンドサウンドが楽しめるそうです。その他にサンルーフとセットだったレザーシートが装備されているのは、サンルーフ不要派の私にとってはありがたい仕様でした。

ディナウディオオーディオエディションは2018年2月にインジウムグレーメタリック 150台、オリックスホワイト150台 計300台を限定販売

 

写真では派手目に見えるレザーシートですが、実際にはそんなに派手ではないです。

 

特にこの仕様車を狙っていた訳ではなく、購入基準は近隣のディーラーで販売している認定中古車で、ガソリンエンジン、2年の延長保証を付けて(認定中古車保障が1年付いてくるので、合計3年の保証対応となる)総額300万円以下という条件に合致して商談となりました。

車選びのポイントの一つがどんな営業担当と巡り合うかですが、GOLF6を買った時のポンコツ営業マンのおかげで、多少の事では怒らない大人に成長出来ました(笑)

 

もし今回ポンコツ2号と出会ったとしても、VWのサービス対応してくれるプロショップとのお付き合いも出来ているので、その時はディーラーは保証対応だけお願いすると割り切っていましたが、幸いにも対応してくれた担当さんは自身の希望でサービス(1級整備士)から営業に異動してきた30代前半のナイスガイでした。

こちらの話を余計な解釈をせずに対応してくれ、楽な気持ちで会話が成立するので心配はしないで済みそうです。

 

235/50 R19タイヤの乗り心地は?

このDYNAUDIO EDITIONですが、ティグアンで売れ筋のHi-Lineが18インチホイール装着に対して、特別感を出したかったのか19インチホイールに235/50のタイヤを装着しています。

たしかに見た目はスポーティーになりますが、正直なところタイヤは高くなるし、偏平率が下がって乗り心地が固くなることは普通に想像できますから、タイヤは18インチで良かったのになと思う所はあります。

 

この2代目ティグアンの試乗レポートや動画で乗り心地を中心にネットの記事やブログをチェックしてみましたが、19インチ+DCC(アダプティブシャシーコントロール)オプション付きで、DCCを「Comfort」にすれば、DCC無しの18インチより乗り心地は良いみたいな記事が多く、DCCが装着されていない19インチタイヤでのレビュー記事は見当たりません。18インチでも荒れた路面だと足回りの収まりが悪い記事もありました。

 

このDCCですが、当時パッケージオプションで非常に高額となる事から、装着されている中古車は非常に少なく、DCC付き前提で探すと巡り会う可能性は極端に下がると思います。

 

個人的にはDCCの有効性はGOLF6 GITで十二分に体感していますので、もし商談した中古車がDCC付きで、その他の条件が合致したらラッキーだと思います。

標準装着タイヤ

その前にティグアン装着タイヤですが、ティグアンは標準でパンクし難い「シールインタイヤ」が装着されています。タイヤの中に弾力のあるシーラント材が入って5mm以下の釘穴などはこのシーラント材が穴を塞いで走行可能状態を維持してくれるタイヤだそうです。

 

私の購入したティグアンのタイヤは2018年製のPIRELLI SCORPION VERDEで賞味期限的にはそろそろアウトかなという感じです。ゴムの硬直も始まっていると思われますので、新品タイヤに比べて乗り心地にはマイナスに働いていると思います。

 

では19インチ、DCC無しの乗り心地はどうなのか?

結果から云うと、一般道・高速含め2週間で約300Kmを走りましたが、少々の荒れた路面でも突き上げやバタつきは大きくなく、うれしい誤算ですが十分実用範囲だと感じました。きっと横に乗る家族からブーイングを浴びせられる事はないでしょう。

タイヤを新品に交換する時にもう少しコンフォート系のタイヤを選択すれば、さらに乗り心地は柔らかくなるのではと思います。

 

ただ通常のティグアンはシールインタイヤ装着の為、スペアタイヤはもちろんパンク修理キットも装備されていないので、普通タイヤに変える時は注意が必要です。

ディナウディオオーディオエディションはスペアタイヤ部にサブウーハーを増備する関係で、スペースセーバータイヤが実装されているので、シールインタイヤから普通タイヤへの変更も心配ありません。