釣り好きのおさーんたち、はいさい~ヾ(*´∀`*)ノ
(いちびってますが、深刻な台風の被害に苦しんでいるみなさま、衷心よりお見舞い申し上げます。本ブログは気休めや癒しなど余暇の文化を扱うものですので、あえていつもの調子で進めます。)
ちうわけで、そろそろ仕事のことで気が重くなってきたおとーさんたちに、お送りします。
超挑発的ぽんこち釣り具論(大げさ)。
最近、台湾メーカーにハマっているじゃこびーです。
今回は、こりだ~w
前回のTRIOに続いてオクマさんです。
ベアですな、熊、御熊です、オクマ!
何をわけのわからんこと言うてるんぢゃってか?
だって、ロゴマークが熊なんだもん。。。
そりはそうと、このリール。
決してあのDワのソ〇〇ィガのコピー商品ではない。。。ハズ(笑)
でも、アゾレスちうネーミングと綺麗なブルーのメタルボディはちょっとイケてる?
そう、オクマはなかなかかっこええのです。
けっしてダサダサの安物ぢゃない。
あ、お値段は安いけど(笑)
日本ではエイテックが代理店となって販売しているオクマですが、世界中に展開している一大メーカーなのです。
エイテックのHPはこれです。
(画像をクリックしてください。HPに飛びます。)
国内では5500から9000まで4モデルが販売されています。
このうち5500は最小のモデル、あとの3モデルはスプールの溝の深さが違うだけの共用ボディで700g超級の大型モデルです。
え?
勇ましきコロタマ師にはデカい方がええに決まっとるだろって?
しかしね、6500~9000のでかいやつはドラグ20㎏のマグロ釣り用みたいなヤツでっせw
まあ、安心という意味ではデカい方がええかな。
でも、不感症のワテクシは、リールサイズもギリギリを狙いたいのよ。
モンスターが来るというても、ホームグラウンドの南紀ではたかがしれています。
最大級のタマミとのファイトは経験したし、それを超えるモンスターはエイ、サメたち以外はほぼお目にかかっていません。
だとすると、リールも頑丈なものならサイズを落としたい欲望に。。。抗えぬのぢゃ(アフォ)
で、このアゾレス5500、ギア比5.8:1、自重535g、PE3号300mという中型の大きめくらいのスペックですが、ドラグMAX約13㎏!!
さすがのオフショアジギングモデルであります。
しかも、定価がなんと驚愕の13000円。
定価ですよ、定価、ヤフオクの中古品と違いまっせw
どうよ、安い割にはカッコよくない?
ちなみにハンドル軸部のカバーは本当に蓋でしかなく、ちゃんとねじ込み式なのよ。
そして、ほんとに不必要だと思う逆転ストッパーレバーも省かれてます。
正転しかしない!
それにしてもよ、このクラスで、フルメタルボディ&ローターを持っているにしては軽すぎるこのリール、その秘密が銀色のリングに書いてあるメカニカル・スタビライジング・システム(以下MSS)であります。
アルミ合金のボディとサイドプレートによって、ちょっとやそっとの強引ではギアアライメントが狂わないってのがこの手の金属ボディの長所ですよね。
魚雷みたいなマグロやヒラマサ、カンパチなんかとボートの上で格闘するオフショア・ジギングでは、ダイレクトなPEの使用と相まって、奴らの強引でギアがお釈迦になるなんて経験を繰り返して、ここをしっかり強化しなければということになったわけであります。
ワテクシが、軽さ優先の投げ専用モデルを早々に見放したのもそういう理由です。
(あと、ロングスプールだと長軸方向に長すぎてリールがお辞儀したり、メインシャフトが曲がったりするしね。)
だけど、強度を出すのはもちろんのこと、ボディとサイドプレートにオシュレートスライダーのレールを彫ったりギアのマウントを彫ったりするためにも、材質を厚くしなけりゃならない、でもそうすりゃ重くなる。
この矛盾を解消するために(できてるかどうかは微妙だが)、オクマはオシュレートスライダーのレールを樹脂で造って、それをボディ内部にマウントするという妙ちきりんな方法を編み出したのです。
それが、MSSなのですねー。
あうー、そゆのたまらん(笑)、インチキ臭さ最高(笑)、ここが壊れるのが目に浮かぶ(笑)
で、このアゾレスを面白がって使っておられるルアーの専門家がおられまして、その方はいまをときめくYouTuberさんなのです。
(しかもスタジオ飛鳥さんて屋号のルアーのクリエーターさんでもあるそうです。)
重要な議論はぜんぶこの方がしておられるので、リンクをいくつか貼っておきます。
ぜひご覧ください。
まあ、もう文字で書くブログなんて流行らないよねー、わしもYouTuberになろうかなw
で、最後の動画にあるとおり、純正だとメインのドラグがオイルフェルトなんだけど、シマノのカーボンドラグワッシャと互換性があるという神のような発見!
マチャ、天才!
ぶっこみ釣りでもドラグを積極的に使っているワテクシは、カーボンドラグワッシャ、おススメしますよ。
PENNのバトルなんかも安価だけどHT100だし、私は古いジグマスターやシーラインもカーボンドラグワッシャに交換しています。
滑り出しが確実で、滑りもスムース、明らかに違います。
ただしー、自分のアゾレスはまだ交換してませんケド。。。
ジギング用なので、ドラグに海水が入らないためのパッキン付きドラグノブを奢られています。
え?
グリス?
しょうもないところに目を留めるでなーい、読み流すのぢゃ(笑)
ここはまだ企業秘密ぢゃ(笑)(笑)
で、マチャさんは、実際にドラグのテストもされてるんですけれど、5500はちゃんと13㎏くらいまでは実用レベルなんですよ。
じつは、オクマはこのリールにデュアル・フォース・ドラグ(以下DFD)と名付けた特許システムを搭載しているのです。
これは何かちうと、マチャさんがオイルフェルトだからシマノのカーボンに交換したというのは普通のフロントドラグなんだけど、デュアルの名の通り、6層構造のフロントドラグに加えて、スプールの底にカーボンの大径ワッシャを当てがってあり、上下2段のドラグを備えているのですよ。
左側の径のデカい黒いのがそれ。
これがスプールを底から見た図。
留めバネは撮影用にすこしずらせてあります。
カーボンワッシャが見えてますよね。
で、このシステムの効果のほどは???
わかりまてーーーん( ´艸`)
でも、マチャさんのテストでも、多少のひっかかりはあっても割と正確に作動したことを考えると、この補助システムもあながち無駄ではないのかもしれません。
それにしても、オクマの発明は怪しいぞーーーーーーー(爆)
とはいえ、ですよ。
怪しいMSSやDFDに若干の不安が残るものの、1万円そこそこで買えて、メタルボディで、ラインもそこそこ巻けて、ドラグが簡単にチューンできるってこれ、ジギングはともかく、一晩に10数投しかしないぶっこみ釣りには十分ぢゃんって\( 'ω')/
アルミのハンドルも、ノブも悪くないし。。。
ボールベアリングだて、7個積んでるゾ。
メインシャフトだって6㎜クラス。
ショートストロークにメタルボディ、タマミくらいにゃ絶対めげない。
ここはちょっと。。。
プラスチッキーやし、ベールアームの形状も。。。オリムの93がいかに手のかかった芸術品だったかがしのばれますなあ。。。(すいません、ついw)
あ、気づきました?
このネジ。。。そう、へんてこなレンチでないとまわらないやつ。。。
いくら安価でもーーーーー、こいつを買うたら、トルクスレンチも買わなきゃ整備できないぢゃんかあああああああっ (# ゚Д゚)
どんなオチやねん、お熊はん。。。(´;ω;`)
はーい、よい子、ぢゃなくて、よいオサーンのみなさん、今日の結論。
安くて、使い勝手がよくて、ぶっ飛ばそうが、引きずり回されようが、水没しようが、惜しまず使えるオクマのアゾレス、ジギングには知らんけど、ぶっこみ釣りにはイケそうよーーー!
ダイワのBGに匹敵しますな、こりは。。。
ちなみに、この鮮烈なブルーのボディは恥ずかしいっておちゃめなボクには、同じエイテックのTailwalk ブランドからKUROSHIO っていうオフショア・ジギングリールが出ています。
(画像をクリックしてください。HPに飛びます。)
これはハンドル等以外はアゾレスの同型機です。
シブいのがお好みならKUROSHIO っていう手もありまっせ(^_-)-☆
あーーー、長い、誰も読んでくれないだろなー。。。
やっぱり YouTuber になろうかね~
次はオリジナル動画か!?
ではではm(__)m