当時地元で車通勤をしていたので、帰宅難民になることもなくその日は家に帰り。
震災で困ったことといえば、ガソリン不足くらい。
それも一週間くらいで解消されたし、家族も親戚も友達も被災した人はいなくて、普通に仕事にも行けてご飯も食べられて暖かい家で寝られて。
そんな状況だった私ですら、心が痛くて、怖くて、悲しくて、やりきれなくて。
「当たり前の明日」を突然奪われたのは、特別な人たちじゃなく私たちと何も変わらない普通の人たち。ほんとうにほんとうに言葉にできないほどのやるせない気持ちでいっぱいでした。
深く深く心に刻んで、当たり前の毎日に感謝を忘れず生きていこうと思ったのに、たった5年でその気持ちが薄れていってしまう恐ろしさ。
娘が産まれて初めての3月11日。
このくらいの赤ちゃんを抱えて被災した方。
臨月や出産間も無く被災した方。
今年は特に、そんな状況で被災された方のことを想い胸が締め付けられます。
この日に何を思うのが何が正解なのか、わからないけれど。
亡くなった方のご冥福を心からお祈りします。
いつもよりも強く、長く、娘を抱きしめて眠ります。