この数式には大きな秘密がある。まさにコーポレイトブランディングを実現させる基本公式と一致してくるのだ。
ここで少しブランドについてカンタンに説明する。一般的にブランドの言語の成り立ちは、アメリカの牧場主たちが自分の牛の臀部に焼きごてをして、他人の牛と区別をしたことがはじまりとされている。
それに相違ないが、そこでの意味をとらえると、他人の商品よりも自社の商品の方が、良質であるという烙印だと思っていただきたい。つまり同じような商品であれば、より品質にすぐれた高い価値がありますよ、という「信頼」のメッセージだ。
だから同じような商品が同じ価格で売っていれば、たくさん売れることであり、また他よりも高い価格で販売していても、買った人は満足する、という信頼プラス価値創造のメッセージだ。
そういった点でプレミアムブランドの存在は、ブランドの中のブランドともいえるわけだ。
プレミアムブランド顧客
実は、この宗教の信者たちのスタイルとそっくりなのが、プレミアムブランドにおける顧客のスタイルだ。
特にファッションに絡んだ、プレミアムブランドに多く見られるのが、圧倒的な美しさや、普通人の想像を超えた世界を描き出し演出する世界観だろう。
その世界観が、顧客に大きな夢や希望を与え、感動させてしまうのだ。だから顧客たちは購入金額についていちいち細かな文句をいわない。平気で通常の百倍以上価格のバッグや車や宝石などを、惜しげもなく喜んで買うのである。
そして購入したことに満足し…。
なぜだろうか。プレミアムブランドなどのショップには、ある共通点がある。
それが、
社会貢献≧利潤の追求
をカタチにしているからなのである。
以下次号