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マレーシア経済研究所（MIER）が、GDP成長率について発表をした。
2009年通年の数字に関しては、10月半ばの発表と同じ－3.3％、
2010年は＋3.7まで回復するとの見通しだ。
12月1日付けの国営ベルナマ通信によると、2011年についてはさらに
楽観的な見通しを示し、＋5％まで増加するとした。
鉱工業生産指数など経済指標が景気回復の傾向を示しており、
2009年10月から12月期（第4四半期）には不況を脱すると予測。
公共インフラへの投資増大、製造業やサービス貿易の回復、
国内消費の増加などが景気回復の主要因としている。
また、輸出は2009年の－17.5を底として、2010年に前年比＋9.3
まで回復するとした。世界的に電子・電気部門の需要や商品価格が
回復しつつあるため、2009年第4四半期にも輸出成長は小幅ながら
プラスに転じると見られている。
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