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エアアジア(Air Asia)が世界最高の格安航空会社として表彰された。
昨年に続く2度目の受賞で、英国の航空サービス調査機関が約1,800万人の
旅行者を対象に調査をしたもの。

エアアジアは日本ではまだあまり知られていないかもしれないが、
マレーシア人がマレーシアで設立をした、れっきとしたマレーシア企業。
当初は国内や近隣諸国しか就航していなかったが、現在では中国をはじめ、
イギリスやオーストラリアにも飛んでおり、日本への就航も2010年を
目指している。エアアジアの累計乗客数は9,200万人に達しているそうで、
タイでの上場も視野に入れているようだ。

エアアジアはもともと政府系企業の傘下で2001年当時は経営破たん状態と
なっていたところ、マハティール元首相がトニー・フェルナンデスという
人に買い取るよう依頼したそうで、彼は貯蓄をはたき、家を抵当に入れて
エアアジアを買ったとのこと。

トニー・フェルナンデスはその後日経ビジネスからも取材を受けており、
現在ではかなりの有名人。2007年には格安ホテルチェーンのチューン・
ホテルズを開業したり、F1のマレーシアチーム(ロータスF1チーム)に
参入したりと、順調に事業を広めている。

マレーシア航空が独占していたマレーシアにおける航空事情は一転、
それまでになかった競争が発生し、マレーシア航空も低価格の航空券や
より良いサービスを提供せざるを得なくなり、マレーシア人にとっては
喜ぶべき変化が起こった。

マレーシアもまだまだ政府系や財閥系の企業が幅を利かせている中、
トニー・フェルナンデスのような実業家がもっと現れることを
期待したいものだ。

 

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