今回人生初の尿路結石とはいえ、お騒がせ&ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
想像していたのと結構違っていたので、少しでもご参考になればと思い、所管をアップします。
・想像していた痛みと違う。どちらかというと鈍痛。締め付けられる痛み。
⇒意外と激痛ではないかも。我満できないのは同じ。
・我満しても直らない。早くいって早く対処したほうがいい。
⇒私は自分で運転していきましたが、救急車を呼んだほうが良かったかも
・パンツはきれいなものに履き替えておくw
⇒紳士の身だしなみ。結構、お尻をみせることになります。病院によっては座薬を投入するらしい(私は筋肉注射でした)
・普段から水をたくさん飲んで、たくさん排出する
⇒一日の尿量を増やした方が、つまりも少ない
・結石の要因の一番がシュウ酸。シュウ酸の摂取量に注意する。また、その防御としてはクエン酸が有用とのこと。クエン酸を含む食品にはシュウ酸も多いものが多いらしいので、ほどほど適量にというのがポイント
・それは突然やってくる。私はずっと健康診断でも問題無し判定。運動もそこそこやっているし、いたって健康と思っていた。だけど、なるときはなる。日本人男性の15人に1人は経験者(女性はその半分)というから、結構な確率です。
以下、当日の様子を書き留めました。長文ですので、おひまな方だけ。
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結石はものすごく痛いと良く言われます。尿の通る管を石が詰まりながら通るのだから、想像しただけでも痛そう。
だから、私は突き刺し裂けるような鋭い痛みを想像していました。
だけど最初は私は腰痛だと思ったんです。腰痛もいろいろあって、骨盤の上あたり(たぶん腎臓のあたり)の腰痛だと思った。
ず~んと重い腰痛は、しんどくて嫌になりますが、ちょうどそんな感じです。その痛みで目が覚めたのが朝の4時。
とてもひどい腰痛だとマッサージ機をやっていたのですが、しばらくして「なんか違う」と感じた。
脂汗が出て来るし、なぜか尿意と便意をもよおしてくる。
そのうち腰ではなく下腹部が痛くなってきました。お腹が痛く、トイレに駆け込む。
何かにあたったのかも。(昨日の夜中に冷蔵庫に残っていた古い水を飲んだから、あれがいけなかったか)
だけど、何回もトイレへ行くのだが、もう何も出てこない。
そこでまた横になってお腹をさすっていると、すぐにトイレに行きたくなって、駆け込むが何もでてこない。
ずーんと重い痛みに、トイレでお腹の中のものを出したい衝動。この繰り返しがとても辛かった。
最初は腰だと思った痛みが、実はどこが痛いのかよくわからなくなってきた。
ひどい食あたりなのかもしれない。
ただ食あたりにしては、尿意がおかしい。尿が出ないのに尿をもよおし、数滴出るだけなのも激しくつらい。
ふと思いたって「腰痛、トイレ」でググってみたら、膀胱炎の文字が飛び込んできた。
これだ、きっとこれだ。そう思ったが、確証はない。
腰痛(整形外科)、食あたり(内科)、膀胱炎(泌尿器科)・・・これだけの可能性があるとしたら、町医者では対処できない。
総合病院で診てもらうしかない、近くの市民病院を調べたら受付は8時からだった、
いまの時間は6時。2時間もこの状態を我満しなきゃいけない。
仕方ないので横になっていたけど苦しくつらい。
こんな時にもネコのチャッピーが甘えてお腹に乗ってくるから、さらに辛い。
結局、我満しきれずに7時に病院に駆け込むと玄関は空いていて救急窓口に人がいるのを確認。
状況を話すと、
「大きな病院ですので、紹介状がないと5,000円余分にかかりますがいいですか?」と窓口の女性。
この状態で他の町医者にいって、結局紹介状をもらってまた来たとしていったい何時間かかるんだ。。。
とてもじゃないが耐えられない。お願いしますとだけ答えてソファーに座る。
すぐに救急の腕章をつけた若くきれいな看護師さんが出て来た。
手短に状況を話す。ただ、どんな痛みだというのが言葉にできない。
悪いものを食べた時の食あたりみたいな感じ、と答えた。起きたときは腰痛だと思ったが、今はお腹が痛いとも。
「エコーとCTをすぐに撮りましょう。その後に痛み止めを打てるか相談しますので、それまで申し訳ないけど我満してくださいね」
そう優しく声をかけられる。一秒でも早くこの苦しみから解放されたいけど、まぁ仕方ない。
その意味でも泣き叫ぶほど激しく尖った痛みではなかった(僕の中では膀胱炎とこのときも思っていた)。
「ちょっとお小水をできればお願いしたいのだけど、がんばってできませんか?」
そう彼女に言われたら、もう従うしかない。踏ん張ってみたら少しでた。
その後、エコーに初のCT。息を止めてとアナウンスがあったが、そんなことはできる状況ではなかった。
ベッドに戻り点滴で補給。そしてお尻に筋肉注射。(後で聞いた話では、この時に痛み止めに座薬を放り込む病院もあるらしい)
痛み止めが効いてくると、とたんに楽になった。そして救急当直医の診立てで結石と判明。
実際にCT画像に白い塊が膀胱のあたりにあるのを見せてくれた。また、尿に血が混じっていたらしい(ちょっと黄色いなとは思っていた)。
正直、結石とは夢にも思わなかった。
奇しくも友人が最近結石になり大変だったというので、前日に「結石ってすごい痛いらしいねー」と話をしていたばかり。
まさか、その翌朝に自分がなるとは思いもよらなかった。
その後、車椅子に乗ったまま泌尿器科に移動。ずっと付き添ってくれた看護師にお礼をいった。
泌尿器科では一般の受付に混じっての診察だったので、かなり待たされた。
結果として、結石はそんなに大きなものではなく、また膀胱まで降りてきてるので、このまま自然排出を待ちましょうという事だった。
駆け込んでから3時間あまり、ひととおり診療が終わり会計。
清算は17,600円!
紹介状がないのと一般受付前の救急診療ということで6,000円超の加算があったのと、CT・エコー・レントゲンと多方面からの診察があったことからみればしょうがない金額(むしろ誤診を避ける意味では、安いくらい)
でも、ヤマハの8chミキサーが買えるじゃん!っと思っちゃったのはナイショです(笑
気が付いたらお腹がペコペコ
桶タンでランチ、当然替え玉w