
2週間くらい前にゲットした噂のブツ。
BULLET FOR MY VALENTINEのニューアルバム「GRAVITY」
BULLET FOR MY VALENTINEのニューアルバム「GRAVITY」
01. Leap Of Faith 02. Over It 03. Letting You Go 04. Not Dead Yet 05. The Very Last Time 06. Piece Of Me 07. Under Again 08. Gravity 09. Coma 10. Don't Need You 11. Breathe Underwater 12. Breaking Out 13. Crawling 14. Breathe Underwater (Piano Version) 15. The Very Last Time (Piano Version) 16. Under Again (Piano Version) 17. Don't Need You (Live From Brixton Academy 10th December 2016)
前作「VENOM」以来約3年ぶり、通算6作目のフルレンスアルバム。ドラマーの交代、レーベル移籍等を経て作られた今作はハッキリいって問題作かと。
そもそも前作が最高到達点だったとすれば今回はまたフラットな状態に戻ることはある程度予想できました。前作と比較されるのが目に見えているからです。なので今回はあえて挑戦する方法論を選択したのでしょうね。
音楽的にはスラッシーな攻撃的な曲はほぼなく、むしろIN FLAMESなどに近い叙情的メロディと質感の曲が中心。さらにギターソロなどが少なくリフ中心、プログレ的な要素も含みグルーヴを重視した作風に。唯一後半の8~10の3曲が前作までの雰囲気を踏襲していたか。
とはいえ彼らの音だという事は一聴すれば判るのですが、まぁ個人的にはMETALLICAが「LOAD」を出した時の衝撃に近いかな。ハッキリいえば賛否両論分かれるのは当然でしょう。今月号のB!誌にもインタビューが載っていましたが、なにやらマット・タックがほとんど一人で作ってしまったようなことも書いてありましたね。要は彼の現在の深層心理がそのまま反映されているのでしょう。同じことをやってきたマンネリ感みたいなものがどうしても嫌だったのでしょうね。また彼はBFMVの音楽をHR/HMの範疇だけで語られたくないというようなことも述べていましたね。そして「昔のような音楽が聴きたければそのアルバムを聴いてくれ」というようなことも。至極真っ当な回答です。
日本盤のボーナストラックはアルバム収録曲3曲のピアノバージョンが収録されており、これがまた完全に環境音楽のような内容(^_^; いやもちろん悪くないのですよ。音楽理論的にも凄く完成度の高い曲。
総じて、今回のアルバムで彼らもようやく高い壁にぶち当たったのかなという感じですかね。こちらの期待通りの作品ではなかったけど、酷評するほど悪くはなかった。コレが評価されるのは数十年後かも知れないし黒歴史になるかも知れない。TRIVIUMも前々作で普通のアルバムを作り物議を醸しましたが、やはりBFMVもそういう時期なのでしょう。このフィルターを通して次作以降に活かしてくれることを祈りつつ・・・