もうそんな時期と相成りました。
というわけでやっちゃいましょうか。
今回は7インチ・ソノシート・LPの3種混合を初めてやってみたいと思いますw
まずは7インチから
ねもとあゆみ「夢見るダービージョッキー」
今年の中央競馬は牡馬・牝馬両方でクラシック三冠馬が誕生したり、そして最近では初の白毛馬のG1制覇など話題の多い一年でしたね。
そんなわけで探し出したのがこの1枚。このレコード、日本ビクターのニッパーのマークは入っていますが、どうやら珍しい自主制作盤。というわけで歌っているこの子供・ねもとあゆみさんは素人さんのようです。が、作詞を見ると根本健一となっているので、娘さんかお孫さんなのかな?
ジャケットと付随していたブロマイドが何とも香ばしいですが、ヒーローものと青春歌謡を足して2で割ったような曲調も結構イイ線。歌はどちらかと中の下かなぁ。子供としては許容範囲内ですかね。B面の「浅草ッ子」はわらべ歌風の昭和歌謡といったテイストで無難な感じ。
実はもう1枚同時に入手した「東京のチンチン電車」ってのもあるんですよ。
1977年発売らしいので前のから4,5年後に発売されたものと思われますが、多少成長しているので歌唱力や歌の曲調も垢抜けており当時の子供向けソングとしてもそんなに遜色ないレベル。
こちらはチンチン電車、つまり東京唯一の路面電車・都電荒川線の歌だと思われますが・・・「何回チンチン出てくるんだよ!」っていうくらいカワイイ子供にチンチンチンチン歌わせてますw
B面の「オシャレな兄ちゃん」はヤンヤン・チュチュ・パヤパヤと女声コーラスが入っておりレコードの内容としてはこっちのほうが香ばしい出来w
で、調べたらこの子はこの後ゼンダマンの挿入歌「救援メカのうた」を歌った以外他の経歴は不明なんです。
ちなみに全曲とも作曲は野沢一馬さん・・・ってあの「ゴジラさん」のB面の「うちのアンギラス」を歌ったあの野沢さんなのかしら?
続いて2枚目ソノシートは
「Suntory CM Songs “On Parade"」
サントリーの70年代までのCMソングを集めたノベルティレコード。8インチサイズで通常のソノシートより厚めのピクチャー盤はご存知柳原良平氏のトリスおじさんでイイ感じ。
曲目を観ていただければお判りでしょうけど、作曲陣に小林亜星さんやご存じハマクラ大先生、コサキンでもおなじみの和田昭治先生なども名を連ねていたり、サミー・デイヴィスJr.のアドリブソングまで収録された豪華版。
でもってやっぱりオールドのあの曲、滲みるなぁ(´ω`)
そして最後のLPは
「トッポ ジージョ」
ネズミ年最後の1枚は昭和のちびっこ達にはおなじみ、イタリアが生んだキザネズミこと人形劇のキャラクター トッポ ジージョ。1960年代後半に初めて日本に紹介されて、その後70年代後半にもピンポンパンなど幼児番組や数々のCMキャラクターにも抜擢され大人気に。80年代以降は人形劇からアニメのキャラクターになって2000年代以降もリメイクされて愛され続けている息の長いキャラクターであります。
で、そのトッポ ジージョ、日本ではレコードなんかも出しており70年代まで吹き替えを担当した山崎唯さんの声で数々の曲を出していたのです。60年代はまではまだ童謡やクリスマスソングを歌っていたのですが、70年代はなんと当時のヒット曲を集めてカバーアルバムまで出してしまったのですよ。で、そのアルバムがコレというわけ。
とにかく曲目が凄い! 超ハチャメチャ! まるでメチャクチャ!ww
当時の子供向けからアイドル歌謡、ポップス、演歌そして軍歌までw
まぁその上カワイイジャケとは裏腹に山崎唯さんの歌声が妙にイラつくw
キャラがあるせいか普通に歌わないんですよ。
「オヨヨヨ」とか「ピャー」とか「ウィー」とか変な擬音をちょいちょい挟んでくるもんだから曲に集中できなくでうるさいのでイラっとするわけで(^_^;
何曲かはデュエットした曲があるのですが、クレジットが一切なし、というか山崎さんのクレジットも一切ない。まぁつまりは企画盤だったんでしょうね。しかしこんなアルバム一体誰が企画したんだかw
このアルバム、以前アレコードのコーナーでちょっと紹介されてた時から欲しかったアイテムの一つだったのですが最近帯なし歌詞カードなしで超格安にて偶然ゲット。そして個人的に期待していた「心のこり」は予想のポテンシャルを軽く超えてくれましたw( ´∀`)
このアルバムは今年のベストバイの一つでしたね!
というわけで、来年も暇があれば発掘してきますw(=゚ω゚)ゞ