暑いので今回はこの方を。
近年、俳優や歌手のほかにバラエティやCM、そして今年はアニメの声優にまで進出してしまったマツケンこと松平健さん。

近年、俳優や歌手のほかにバラエティやCM、そして今年はアニメの声優にまで進出してしまったマツケンこと松平健さん。
コサキンでは初期の頃、郷ひろみさんのカバー「お嫁サンバ」のライブ音源がブレイクし、その選曲やちょっとナヨッとした歌唱法が話題となり当時紳士服コナカのCMで披露された華麗なサイドステップも手伝ってあの「暴れん坊将軍」の渋いイメージとのギャップが一時期人気となりました。
その後約10年の時を経て90年代末に後に話題となった「マツケンサンバⅠ・Ⅱ」が大ブレイク。当時この曲は松平健さんが座長の舞台公演「歌う絵草子」シリーズの第2部の歌謡ショウにてイタリアから取り寄せたスパンコールの生地で作った着流しを着て披露されていて、その会場内の物販コーナーでのみCDが売られていたのです。この曲がコサキンでブレイクしたのはまず何といっても「マツケンサンバⅠ」の2分近くあるものすごく長いイントロw いつまで経っても始まらずようやく始まったらわりと怪しげな感じのラテンミュージック。ソコへもってあの“ナヨッとした歌声”が絡まるので火が付くのは早かったですね。もちろん「マツケンサンバⅡ」Ⅰほどのイントロの長さではないもののこちらのほうがわりと曲としては完成度も“マツケン度”も高く大人気に。
その後コサキンでブレイクが落ち着いた2004年になぜか全国的に大ブレイク。その年の紅白歌合戦にまで出てしまいましたからねぇ。後にも先にもこんな形でコサキンソングがブレイクしたのは初めてなんじゃないんでしょうか。
マツケンサンバⅡ(松平健) CD:GNCL-1011(2004年)ジェネオン 1.マツケンサンバⅡ (ショートバージョン)作詞:吉峰暁子、作・編曲:宮川彬良 2.マツケンサンバⅡ(READYMADE SHOGUN MIX 2004) 3.マツケンでGO! 4.マツケンマンボ 5.マツケンサンバⅠ 作詞:杉紀彦、作曲:京建輔 6.マツケンサンバⅡ (フルバージョン) 7.マツケンサンバⅡ (オリジナルカラオケ) 8.マツケンでGO! (オリジナルカラオケ) 9.マツケンマンボ (オリジナルカラオケ) 10.マツケンサンバⅠ (オリジナルカラオケ)
要は松平健さんはラテンミュージックが好きなのでこういうのを時代劇的なものとコラボしたら楽しいものが出来てしまったということなんですが、時代の流れも上手く味方につけて大ヒットした好例です。
そしてⅢやマツケンマハラジャなんていう企画などもあり、大ブレイクから10年。今年2月に「マツケンサンバ4」がなんと発売されていたんですね(^_^;
コサキン的にはラビーが「マツケンサンバよりも“本名が鈴木末七なのでスズスエサンバ”のほうがいい」というどうでもいいようなことを言っていたのを思い出しましたw