約1ヶ月ぶりのコサキンソングはこちら。
男と女 (高英男)
作詞:高英男
作曲:Pierre Barouh/Francis Lai
編曲:若松正司(オリジナル盤)
作曲:Pierre Barouh/Francis Lai
編曲:若松正司(オリジナル盤)
レコード:SKD-175(1973年)キング 他
CD:KICX-2125(1993年)キング 他
CD:KICX-2125(1993年)キング 他
入手難易度:☆☆☆
コサキン度:☆☆☆
コサキン度:☆☆☆
高英男さんは戦後の日本におけるシャンソン歌手の第一人者。最も活躍された時期が1950~60年代で、日本では「雪の降る街を」が大ヒット。本場のシャンソンの和訳曲を日本に広め、また60年代はほぼ本場パリでご活躍されいたという国際派の歌手でした。
そんな高さんの曲の中でコサキンリスナーの心を惹きつけたのがこの曲。元々1966年のフランス映画『男と女』の主題歌でもあり「♪ダバダバダ・ダバダバダ」のフレーズでもおなじみの名曲を高さんなりのアレンジでカバー。
しかしこれが「♪き~こ~え~るバダバダ・ダ~バダバダ」とちょっと陰鬱な感じでモッサリと展開する迷曲になっておりリスナーの間では「ルバダバブルース」と呼ばれていますw
これがブレイクした時はCD大作戦のベスト3などで頻繁にオチとして使われたので構成作家の鶴間さんから「この曲を(ベスト3の)1位に使わないでください」という異例の通達が出てしまったほどの曲。
ちなみにコサキンでは後年でも再発されたCD音源で紹介されたのですが、このCDの音源とリアルタイムで使われたレコードの音源とは全く違ったアレンジとなっており、CDのほうはやや垢抜けた感じでレコードの陰鬱なモッサリ感がないのが残念。
さらに残念なのはこの曲は最近発売されているベスト盤のCDには収録されていないということ。高さんのファンの間ではあまり思い入れのない曲なのかも知れません (^_^;