65.おもちゃのひつじはいらんかな!(小池朝雄) | 新・づらづら日記

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今回は珍しい曲を。といってもコサキンソングは珍曲の宝庫ですがw
                                                                                

 

おもちゃのひつじはいらんかな!(小池朝雄)

 

 

訳詩:谷川俊太郎
編曲:前田憲男

 

 

レコード:SKD(H)354(1976年)キング 他
CD:KICG 8507/8(2000年)キング 他

 

 

入手難易度:☆☆
コサキン度:☆☆

 

 

マザー・グースは英語圏では誰もが知っている伝承童謡集。日本でも「きらきら星」や「ロンドン橋」など曲そのものは割と知られている曲が多いが訳詩がまちまちであることも多い。

 

 

ちなみに英語圏ではマザー・グースの詩から引用される単語や定型詩なども日常的に多く、文化を知る意味では比較的重要なことも。それだけ生活に密着しているもののようです。

 

 

で、この曲はその「マザー・グース」を詩人・谷川俊太郎氏が全ての訳詩を書き彼なりの日本向け解釈を行った作品集の中の1曲。歌っているのは昭和の怪優・小池朝雄氏。彼の代表作は幾多の映画出演作よりも洋画の吹き替え、特に「刑事コロンボ」シリーズのコロンボ役は氏の没後も氏の声質がベースとなって引き継がれているほど印象に残るものとなっています。でも調べたらだいぶ若くして亡くなられていたんですねぇ。

 

 

また歌は「あしたのジョー」のエンディングテーマ「ジョーの子守唄」を歌っていますがその曲とこの曲以外はほとんど歌われておりません。

 

 

ちなみにこの曲たった50秒ほどしかなく「おもちゃのひつじはいらんかな~」と物売り口調で登場し「♪数えるくらいお金があれば 物売りなんかしちゃいない~」と歌ったのち何度も冒頭のフレーズを連呼するという至ってシンプルというかなんというか、それだけ?っていう曲です(^_^;

 

 

コサキン的にはこの曲がかかるとラビーが「コレが見えねぇのか?」という映画の悪役のワンシーンのモノマネをして一世を風靡しましたw