皆さんこんにちは!
今日は社会人野球の三大大会についてのお話です。
社会人野球には
・都市対抗野球大会
・全日本クラブ野球選手権大会
・社会人野球日本選手権大会
という3つの大きな大会があります。
社会人野球のメイン大会である都市対抗野球大会は、毎年7月に開催されます。
※今年はオリンピックが開催予定だったため、変則スケジュールとなり11月開催予定です。
全国12地区にチームを振り分けて予選を行い、勝ち抜いた32チームのみが東京ドームへの切符を手にすることができます。
名前の通り"都市"を代表するチーム同士の戦いとなるため、地域をあげて応援に駆けつけているところが多く、地方創生・地域復興の意味合いを兼ねた大会となっています。
都市対抗野球大会で優勝したチームには、次年度大会のシード権と日本選手権大会出場権、そして社会人野球界の頂点の象徴である黒獅子旗が贈られます。
この黒獅子旗についてのコラムが、スポナビにて公開中なので、併せてチェックしてみてくださいね。
都市対抗野球大会の熱が残るまま迎えるのが、全日本クラブ選手権大会です。
※例年8月末または9月上旬開催でしたが、今年は5月開催予定で中止が決定しました。
社会人野球には、企業が運営する企業チームと、企業に属さない(例外あり)、地域密着型のクラブチームの2つが存在します。
全日本クラブ選手権大会は、クラブチームの頂点を決める全国大会の位置づけとなります。
全日本クラブ選手権大会で優勝をすると、日本選手権大会への出場シード権を得ることができるため、全国16のチームがメットライフドームに集結し熱線を繰り広げます。
企業チームとは違い、限られたわずかな時間で全体練習を続けるクラブチームの選手たちは、本当に野球が大好きな人が多いです。
都市対抗の余韻に浸りながら、さらに社会人野球を堪能したい方におすすめの大会です。
2つの大きな大会を終えると、最後にやってくるのが日本選手権大会です。
※今年は7月開催予定でしたが、新型コロナウイルスの関係で中止となりました。
夏の都市対抗野球大会とは違い、地域同士で戦うのではなく単独チームでの戦いとなるため、都市対抗で目玉となる補強選手制度はありません。
チーム毎で優勝を争い、年間王者を決める大会として多くの方から愛されている大会です。
毎年京セラドームで開催され、優勝チームはダイヤモンド旗を手にすることができます。
昨年も12日間にわたり、公式サポーターが大会リポートをしています。
その中のひとつをご紹介しますので、ぜひご一読ください。
どの大会も注目の的となるのが華やかな応援です。過去に応援団取材をしていますので、こちらの動画をご覧くださいね。
今年は三大大会のうち2つの大会が中止となってしまいましたが、11月22日スタートの都市対抗野球大会に向けて各チーム調整中です。
野球ロスな日々が続いているかと思いますが、都市対抗野球大会にぜひご期待ください!