nikkeibp.jp - Consumer-generated mediaとマーケティングの現状

ブログによる口コミ効果は様々なケースで活用されていますが、その効果をリアルタイムに検証しその結果を元に口コミの影響力を図るサービスがはじまっているようです。

このサービスはアメリカらしく大統領選挙におけるジョン・ケリーとジョージ・ブッシュのサイトへのblogなどからのリンク数の変化を指標としリアルタイムに測定を行っているとの事です。もちろんリンク数だけでは内容が良いのか悪いのかまでは不明ですので、検索技術を用いてblogの内容を分析する事で定量データと定性データの両方を取得しているようです。

このようにblogやSNSなどを分析する事でバイラルマーケティングを具体的に測定できるようになると、今後のマーケティングはより戦術的な側面が強くなるのでしょうか。先ほどの大統領選でもこれだけリアルタイムに口コミの効果が検証でき、またその経路などが明確になれば、状況を即座に判断し即アクションを起こす判断力とスピード
NIKKEI NET:楽天、プロ野球に名乗り・神戸に受け皿会社を設立へ

いまさら的な感じですが、ここにきての参入にどんな狙いがあるのだろうか?ライブドアのパフォーマンスはそれなりに効果があったと思いますが、本気で球団経営を考えた時の勝算なり相乗効果が果たしてどれだけ見込めるのか...
ヴィッセルはどうなんでしょうね。それを踏まえての行動なのでしょうけど。
ネタ的にはおもしろいですね。

NIKKEI NET:ヤフーも音楽配信に参入・専業ベンチャーを買収

こちらの方はわかりやすいですね。
これからAppleを追いかける事になるので、どのように仕掛けてくるのか楽しみでもあります。
MSNがソーシャルネットワーキング「GREE」に学んだこと - CNET Japan

GREEのイベントにMSNが協賛した事を知った際から、その主旨が何なのか非常に興味がありました。
たしかにMSNメッセンジャーなどは割と心を許した友人関係でないとなかなか利用できず、より密接な関係を深めるツールとしては良かったのかもしれませんが、記事にもあるように利用の広がりなどを考えると少々停滞感が否めません。
自分はメッセンジャーなどは変なプレッシャーを感じる時がありあまり使いませんでした(自分だけ?)

BlogやSNSなどにより自らを率先してPRする事が盛んになってきた事で、今後のコミュニケーションの形態もよりフレキシブルになっていくのかと思います。そういった中でメッセンジャーはコミュニケーションツールとしてSNSなどとは親和性があるのかもしれません。

MSNではGREEを「顔を見せたマーケティング手法」として見習い、即座に同社執行役 最高技術責任者の古川享氏が「古川 享 ブログ」を始められたり、今回のように一個人のサービスであるGREEへの協賛などそのスタンスの柔軟さやスピードには今時の時代を感じます。

大手がこのような柔軟な姿勢で取り組まれると、中小やベンチャーなどはさらにフレキシブルに動かなければなかなか太刀打ちできないのでしょうね。そういった意味でも個人が一番動きやすく注目されていくのでしょうか。

最近、自分のサイトでは意図的にあまり顔が見えないようにしてきました。数年前、かなりユーザー間で盛り上がっている時期があり、掲示板やチャットなども賑わい、オフラインでの集まりも頻繁にありました。ただ、そうなってくるとどうしてもコミュニケーションがうまく取れない事が発生し、掲示板が荒れたりストーカー紛い的な行動が目に付いたりしてきます。そんな中自分の発言や対応が全てに受け入れられる事もなく、また意図しない形に歪められて伝えられたりと非常に悩んだ時があります。その結果、自分はあまり表に顔を出さず裏方に徹する事で、問題は起こりにくくはなりましたが、あまり活発なコミュニケーションが取れなくなり、昔からいたユーザーが少しずつ離れていってしまう事になりました。

最近はま%
Venture Now:松下の「Tナビ」にblogサイト「チャブログ」を開設

テレビでも閲覧可能なblogサービスが開始されました。blogと言ってもコンテンツはあらかじめ決められており、提供側がblogを活用するだけで、利用ユーザーはあくまで閲覧が主体のサービスです。
ユーザー側も掲示板への投稿という形で参加は可能ですが、あまりblogを活かしたサービスとは言い切れないような気がします。

今回のサービスはテレビでインターネットが閲覧できる松下の「Tナビ」に対応している為、逆にこれがネックとなりインタラクティブなサービスが提供しにくくなってしまったようです。

ただ、テレビとの連動はいろんな可能性が考えられ、今回は携帯との連動により、携帯で入力したコメントをメール経由でTナビに送るという新たな試みも始められているようです。

インタラクティブな面は今後強化されていくとの事ですので、特にTナビの動向に注目していきたいと思います。

TナビにRSSリーダー機能を付けるだけでもおもしろそうな気がします。テレビを見ながらサイトやblogの新着情報をテロップのように画面下に表示し、気になればページを見るというスタイルはアリではないですか?
「価格比較のECナビ」でソーシャルネットワーキング

最近SNSが乱立するように立ち上がってきていますが、今回は「価格比較のECナビ」でサービスを開始されるようです。

価格比較とSNSは如何なものなのでしょうか?ある特定の分野や商材について、特に購入後のファン層にまでくれば継続的なコミュニケーションのツールとしてSNSは活かせそうですが、購入前の価格比較の段階では、一過性のニーズが多く、また商材によりライフサイクルも様々ですので、SNS的なサービスが受け入れられるのか少々疑問が残ります。

Myページ等自分の興味のある商品のストックや最新価格のアラートなど個に対して便利な機能などはいろんな所でも行っていますが、SNSとなるとどこにニーズがあるのか難しいですね。

ギャザリング、旧製品の再販、新商品企画などはSNSのコミュニティーに馴染むような気がします。
Audiもオンラインフィルム:Audi Theaterを公開

最近のブロードバンドの普及により、このような動画を活用したWebマーケティングも増えてゆくのでしょうか。先日あるセミナーでJストリームの白石社長のお話をお聞きしましたが、同社でもトヨタのクラウンをFLASHを活用した動画とし提供したとの事です。それなりの反響はあったそうですが、実際の販売との相関関係はまだ計測できておらず、このようなリッチコンテンツのマーケティングが今後どこまで訴求力のもった広告メディアとなるのか期待感があります。

最近のblog普及により、個人メディア・バイラルマーケティングなどの動向も注目するところです。こちらはテキストベースですので、動画とは相反する形ですね。

白石社長の話では、動画はブランディング目的な面が多く、コスト的にも高級な商材に限られやすいそうです。blogやアフィリエイトは少々大衆感がありますので、商材により適正があるようです。

動画で興味のある人を惹きつけBlogなどのコミュニティーで定着させるなどうまく組み合わせるのも面白そうですね。
コンビニでネット上のファイルを出力するサービス

ネットのファイルをコンビニで出力...、おもしろいけど利用するのかな~?
どういったニーズがあるのだろうか?
何らかの必然性を遡及できれば可能性は大きなビジネスですね。

ダメだ、ひらめかない...
楽天、エージェントサービス“楽天スーパーエージェント”を開始

楽天がキーワード検索の結果をメールでお知らせするサービスを開始しました。Yahoo!オークションのアラート機能と同様のサービスですね。

最近はRSS配信がトレンドとなっていますので、メールでのお知らせというのは今更的なイメージですが、まだ大多数のユーザーにとってはメールなのでしょうね。

ただ、このキーワードのお知らせをRSS対応できれば、自分のblogに自動的に関心のある商品を掲載でき、それがアフィリエイトと連動できればかなり便利で有効的ではないかと思います。
AdSenseはページ内容を自動的にクロールして広告を表示してくれますが、意図しない広告がでるケースもあるので、多少コントロールできるようになればコンテンツとのマッチングも上がりそうです。

今後の動向に期待。
Tanakayoshikazu.com: Google News 日本版ローンチ、Google IPO

Googleのビジネスをこのように解説していただくと、非常に戦略的で常に優位性を保つ為によく考えられたビジネスだという事がよくわかります。検索エンジンというキーテクノロジーと圧倒的な数のユーザーを得ることで、その応用範囲を広げビジネスを拡大してきた戦略はやはりすごいの一言です。

たしかに最初から全て考えられてきたのかどうかは鶏と卵でなん
Venture Now:レコミュニ、ソーシャル・ネットワークを活用した有料音楽配信サービス

やはりこのようなサービスが立ち上がり始めましたね。
SNSを活用し何らかの販売・共有による利益のシェアというビジネスモデルは、P2Pやアフィリエイトなどの状況を考えると非常に期待感があります。自分でも先月から同様のビジネス企画をいろんな人に持ち込んでいたのですが、1歩遅かったですね。

blogやSNSはトレンドで様々な企業やポータルが乱立するように立ち上げていますが、直接ビジネスとしてやれているところは皆無に近いと思います。会員の囲い込みであったり単なるユーザーサービス、システム自体を法人向けにパッケージ販売などが多いですね。
コンシューマー向けのビジネスだと、有料会員、アフィリエイトぐらいでしょうか。

今回のレコミュニのモデルはボランタリー的なサービスから脱却できる一つかもしれません。