零の館へようこそ、管理人のゼロ、ファルスです




今宵も夏の特別編をお送りします



それではお楽しみ下さい








会社員Jさんより





僕は一時期ある古書をあつめていた



日曜日は必ず古本屋を巡りなにかないかと探していた



探していた古書とはいわゆる怪談とか怖い話しの本


なぜか惹かれる物があり


とにかく買い漁っていた


買った本は読みまくり会社の休憩室に並べてみんなにも読んで貰っていた


それなりに好評で


休憩室の本棚がいっぱいになるくらい買ってもう、コレクション状態w


みんなも次の本はないかといってくるので


調子に乗っていたのかも知れない









そんなある日いつものように古本屋巡りをしていると


気になる本にであった


怖い話しの本なのだが


表紙の絵がブランコに乗る少女の後ろに不気味な女が立っている


よくある絵なのだが、、、、何だろう


すごく気になるのだ


早速買って家に帰ると、その本を読んでみた






と、







視線を感じる、、、、、、






気の性だろう


寝転び本を読む



視線、、、






どこ





足元、、、




いや、、、



天井の一角がすごく気になる







とにかくいままで感じたことのない嫌な感じだ






うーん、やっぱりこの本か?


このまま夜になるのはやばそうなので外のバイクのミラーに


コンビニ袋に入れてぶら下げておく


部屋に戻るとさっきまでの嫌な視線から解放され


無事朝をむかえる









いつものように休憩室の本棚へ


みんなが、おっ新しいやつか読んでもいい?


いいよ


といつものように回し読みをしていた








休憩室が異常事態になる、、、


誰もいないはずなのに人影をみた、、、誰かが歩き続けているとか


残業していると誰かいるような感じがするとか





そんな噂が出始める




あー


やっぱりかー



仕方ない




次の日曜日







会社に行くと例の本と他にも15冊ほど回収して古本屋に売り払う





清算するとき全部10円、、、いや、一冊だけ30円が、、例の本だ










今はあの本は誰の手に渡ったのだろう




あれにはなにかが憑いていたことは間違いない











僕は怪談本を買い集めるのをやめた



















いかがでしたか?




古書、、、それがいつ、誰が、どういう経緯で売り払われたのか




全くわからない



でもそこにあると言うことは確実に誰かが所有していた



その言われもわからぬまま








あなたのその古書は大丈夫ですか?





それでは今夜はこのへんで




と、jabさんから本の紹介を頼まれていました




株式会社マイクロマガジン社発行



奇異太郎少年の妖怪絵日記



作者影山理一



かわいい絵柄で少年と妖怪の迷惑な触れ合いを一ページヒトコマで描かれている



楽しい漫画です、もとは携帯漫画らしいですね



興味が湧いたらどうぞ






それではあなたに素晴らしい夜が訪れますように、、、











この物語は一応フィクションです、個人、団体など実在するものとは関係ないはずです


本の紹介は本物ですよw



















Android携帯からの投稿