先週土曜日、日立市民会館で八神純子のコンサートに行ってきた。
彼女は筆者より少し年上、しかも20年くらいアメリカで暮らして音楽とは離れていたとのこと。
13年前の東北大地震を経て、自分ができることは音楽でひとを勇気づけることしかない、と思い知ってカムバックした。
どの曲も、ここに来てよかった、と思わせられるものばかりだった。
音域がかつて筆者が耳にした20代のころのそれとほぼ変わりがなかったのには驚かされた。
彼女の高音域の声は、高いのだが、そこに優雅さが、存在する。
終了後、ⅭⅮを買い、彼女からサインをしてもらった。Tシャツも買った。
同じ年代です、と伝えると、彼女は、
共に頑張ってゆきましょうね
と声をかけてくれた。
糸賀良德