高校時代の新聞作りの仲間10人での「初夏の知内を探訪する一日」と銘打った今回の例会...。最初の北電・知内火力発電所は1時間の予定での見学だったが、つまらない質問もあって若干時間オーバー...。次の予定地、小谷石(こたにいし)漁港へ少しアクセルを強く踏み車を走らせる...。

ここでは、陸上からは行くことのできない道南の秘境“矢越海岸”を小型遊覧船に乗りクルージングを楽しむ...。函館を発つときは曇り空で、この曇り空の下を船に乗っても...、と悔やんでいたのだが、漁港に着く頃は青空が覗き波も穏やかでまずまずのコンディション...。早速、遊覧船の「義経号」(1㌧)に乗り込む...。

船長の村田優(すぐる)さんが「それでは、道南の秘境“矢越海岸”へご案内します」との挨拶で、小谷石漁港を出発...。村田さんは、小谷石で生まれ育ち、高校卒業後函館や関東地方で過ごす中、“矢越”の自然の素晴らしさを多くの人に知ってほしいとふるさとに戻り観光船を始めたという...。

最初に見えてくるのが「矢越岬」...。津軽海峡に突き出た海抜121mの断崖絶壁で、潮の流れが速いこともあって古くから航海の難所と云われている。ここには義経伝説がいくつかあり、「矢越」の名の由来も、大荒れの海を船で訪れた源義経が、岬に向けてはなった矢が岩を越えて飛び天気が回復したとの伝説から...。村田さんの観光船「義経号」は、義経の矢のように人生まっすぐ進んで行きたいとの思いからそうだ。

岬の上には海上からは見えないが「矢越八幡宮」の社があり、中腹に神社の鳥居とそこに向かう階段が見える。エンジンを止め全員で柏手を打ち海上の安全祈る...、と村田さんは龍笛を取り出し松前神楽を奉納。雄大な景色の中に響き渡る笛の音が、心に浸み別世界に誘われる気持ちにさせてくれる...。

クルージングのメーン「ツヅラ沢の穴」に向かう...。ヘルメットをかぶり波の浸食で空いた穴に突入...、奥行き60m、幅30m、高さは10mほどとと小型船だから入れるの洞窟だが、運輸局の認可も得ている。暗闇の中を船に驚いたウミツバメが飛び交い、これがまた幻想的...。

暗闇に目が慣れだすとエメラルドグリーンの海がキラキラと光る「青の洞窟」だ。と、村田さんは「小石に願を掛けて落としてください」と白い小さな小石を渡される。透明度が高いこともあって、小石はゆらゆらと沈んでいく様子を眺めることができ、これは神秘的でもある...。

船隠島(ふなかくしじま)...。ここで、大千軒岳で砂金採堀で栄えたと云う事実も知った。本州などから船で渡り、この場所にその船を隠し山を越え大千軒へ砂金堀に行ったという。「千軒」の名も当時千軒の家が建ち並ぶほど賑わったことから付き、その流れが北海道最古の歴史を持つ「知内温泉」や北海道最古の神社といわれる「雷公神社」と教えられ、知内の歴史も肌で感じられる...。

漁港から約9kmの折り返し地点にある「タタミ岩」...。干潮時に海面に真っ平らな岩が出現するという。海岸には今は使われていない漁師が船の修理などに使った小屋が見られるが、村田さんは「窓はサッシが使われているので、そんな古いものではない」という。またタタミ岩周辺の海は透明度が高く、水深4,5mの海底にウニやアワビが見える...。

すぐ先が隣町福島町岩部になるが、ここで折り返す...。岩の上にはミサゴやウミウの巣があり幼鳥が顔を見せ、シタン島(紫檀の木があったことから名付けられた)の上をオアサギが群れをなして飛び交っている...。人を寄せ付けない断崖絶壁は鳥たちにとっては楽園でもある。また、途中エゾシカが数頭顔を見せていたが、村田さんは「運が良ければ陸には熊、海にはイルカと出会うこともある」そうだ。

往復1時間半のクルージング...。雨が降ったら、霧で見通しがきかなかったら、風が出て波が高かったら、船酔いは大丈夫だろうかなど心配しながら出かけたが、何一つと心配することなく道南の秘境といわれる“矢越”の海を堪能できた。断崖絶壁、迫りくる自然の造形美、神秘的な洞窟、野鳥や動物などを間近にみられ、まさにアドベンチャー...。村田船長、楽しませてもらいました...。
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船長の村田優(すぐる)さんが「それでは、道南の秘境“矢越海岸”へご案内します」との挨拶で、小谷石漁港を出発...。村田さんは、小谷石で生まれ育ち、高校卒業後函館や関東地方で過ごす中、“矢越”の自然の素晴らしさを多くの人に知ってほしいとふるさとに戻り観光船を始めたという...。

最初に見えてくるのが「矢越岬」...。津軽海峡に突き出た海抜121mの断崖絶壁で、潮の流れが速いこともあって古くから航海の難所と云われている。ここには義経伝説がいくつかあり、「矢越」の名の由来も、大荒れの海を船で訪れた源義経が、岬に向けてはなった矢が岩を越えて飛び天気が回復したとの伝説から...。村田さんの観光船「義経号」は、義経の矢のように人生まっすぐ進んで行きたいとの思いからそうだ。

岬の上には海上からは見えないが「矢越八幡宮」の社があり、中腹に神社の鳥居とそこに向かう階段が見える。エンジンを止め全員で柏手を打ち海上の安全祈る...、と村田さんは龍笛を取り出し松前神楽を奉納。雄大な景色の中に響き渡る笛の音が、心に浸み別世界に誘われる気持ちにさせてくれる...。

クルージングのメーン「ツヅラ沢の穴」に向かう...。ヘルメットをかぶり波の浸食で空いた穴に突入...、奥行き60m、幅30m、高さは10mほどとと小型船だから入れるの洞窟だが、運輸局の認可も得ている。暗闇の中を船に驚いたウミツバメが飛び交い、これがまた幻想的...。

暗闇に目が慣れだすとエメラルドグリーンの海がキラキラと光る「青の洞窟」だ。と、村田さんは「小石に願を掛けて落としてください」と白い小さな小石を渡される。透明度が高いこともあって、小石はゆらゆらと沈んでいく様子を眺めることができ、これは神秘的でもある...。

船隠島(ふなかくしじま)...。ここで、大千軒岳で砂金採堀で栄えたと云う事実も知った。本州などから船で渡り、この場所にその船を隠し山を越え大千軒へ砂金堀に行ったという。「千軒」の名も当時千軒の家が建ち並ぶほど賑わったことから付き、その流れが北海道最古の歴史を持つ「知内温泉」や北海道最古の神社といわれる「雷公神社」と教えられ、知内の歴史も肌で感じられる...。

漁港から約9kmの折り返し地点にある「タタミ岩」...。干潮時に海面に真っ平らな岩が出現するという。海岸には今は使われていない漁師が船の修理などに使った小屋が見られるが、村田さんは「窓はサッシが使われているので、そんな古いものではない」という。またタタミ岩周辺の海は透明度が高く、水深4,5mの海底にウニやアワビが見える...。

すぐ先が隣町福島町岩部になるが、ここで折り返す...。岩の上にはミサゴやウミウの巣があり幼鳥が顔を見せ、シタン島(紫檀の木があったことから名付けられた)の上をオアサギが群れをなして飛び交っている...。人を寄せ付けない断崖絶壁は鳥たちにとっては楽園でもある。また、途中エゾシカが数頭顔を見せていたが、村田さんは「運が良ければ陸には熊、海にはイルカと出会うこともある」そうだ。

往復1時間半のクルージング...。雨が降ったら、霧で見通しがきかなかったら、風が出て波が高かったら、船酔いは大丈夫だろうかなど心配しながら出かけたが、何一つと心配することなく道南の秘境といわれる“矢越”の海を堪能できた。断崖絶壁、迫りくる自然の造形美、神秘的な洞窟、野鳥や動物などを間近にみられ、まさにアドベンチャー...。村田船長、楽しませてもらいました...。
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