2011年、新しい年が明けた...。「年末年始北海道は低気圧の接近で荒れる。」との予報であったが、朝窓を開けると暗闇の中に下弦を過ぎた弓のような細い月が輝いている。予報は外れた、予報官が悪いのではなく天気のほうが温暖化などの影響もあり迷っているのかも知れない...。

 
 ちょっとして諦めていた初日の出が見られるかも...。と、少し慌てながらも大森浜・啄木小公園へ車を走らせた。上空は雲が切れているが、日が昇る東の海の上には黒い雲が横たわっている。海からの日の出は無理かも...。それでも、公園には多くの市民の方が待機している...。

                        
 午前7時20分...、函館の日の出の時間から遅れること約15分、雲の切れ間から太陽が顔を出す...。一斉に「わあ!!...」と歓声が上がり、カメラのシャッターを押す方や手を合わせる姿も見える...。

 
 それにしても初日の出の見学者の多さには驚いた...。確かにここ何年か悪天候で元旦の初日の出を見ることが出来なかったが、啄木小公園には優に300人は超えていたのではないだろうか。若いカップルや子供を連れた家族連れ、老夫婦、初日とともに走り出したランニングのグループ...、「初日の出ツアー」の看板を掲げた大型バスなどで、特にツアー客は20人ほど、市内のホテルに泊まられた観光客なのだろうか...。

 水平線から昇る初日の出でなかったのが少し残念だが、穏やかな天気に恵まれた今日の元日...。日の出に向かって「この1年、明るく平和な日本」であることをお願いした...。