昨日の天気予報では、今日は朝からお天気マーク、最低気温は-4℃、日の出は午前6時57分。ちょっとして「けあらし(気嵐)」が出るかもしれない....、ということでいつもの石崎漁港に車を走らせることにした。日の出が遅いので、夏場に比べると朝起きも苦にならない。


 6時半前には漁港に着いたのだが、残念ながら東の空は厚い雲に覆われ日の出は見られそうもなく、また、函館山も月の光を浴びてクッキリと見えている。どう見ても期待した「けあらし」は出そうもない。

 
 しかし、漁港から小さな漁船が何隻か沖に向かう頃、函館山の下の海面から白い湯気が出ている。「けあらし」が発生しているようだ。暖かだった翌朝、気温が著しく下ると海面から湯気が出る。これは、暖かな水面が冷たい空気と触れると発生する霧(水面からの湯気)で、海で発生すると「海霧」、川で発生すると「川霧」というが、北海道では「けあらし(気嵐)」というそうだ。


 時間が経つにつれて、海岸線にも白い湯気が忍び寄り、いつの間にか沖で漁をする小舟も隠してしまいそうだ......。朝日があればもっと幻想的な光景になるはずなのに...。
  
 「けあらし」の中に見える小舟は大漁なのだろうか、海鳥が船から離れない。また、漁師さんも追っ払おうともしない。こんな光景があちこちの小舟に見られる。
 「けあらし」は寒い朝に発生する、そんな季節になったんだ...。しかし、この「けあらし」と日の出や漁をする漁船との組合せは意外な情景を見せてくれる。頑張って、今年も通おうかな.....。