九段下の交差点脇に建っている九段会館です。重厚な佇まいは抜群の存在感を放っていましたが、10年前の東日本大震災の時に大学の卒業式の最中に被災、ホールの天井が落下して真下にいた人が下敷きとなって犠牲者も出してしまい、そのまま閉鎖されてしまいました。しかしながら貴重な建物なので取り壊されることなく、中のホールや部屋もそのまま残しながら、ご覧の通り真上に近代的なオフィスビルを増築、令和の時代にふさわしい近未来的な建物になって復活しました。
ところでホールの上にビルが乗っかっている建物といえばこちら…
歌舞伎座タワーです。こちらは九段会館と違って古い歌舞伎座を取り壊して新しく建て替えたビルですが、劇場という柱のない大空間の真上に高層ビルを建てるというのが非常に難しく、世界的にも大変珍しいハイテクビルなんだそうです。
九段会館に歌舞伎座の技術が応用されてるのかはちょっとわかりませんが、古く赴きのある建物と近代的なビルの融合はこの先いろんな所で見かけるようになってくるのかもしれませんね…。

