日本地震前兆現象観測ネットワーク 6345号 '24 7/26
①『本日の地震2回』
26日 20時17分 千葉県沖 M3.5 震度2
26日 07時50分 沖縄近海 M3.4
26日の月齢は20.2。
②『浅間山火山情報(第60号26日16時00分 気象庁)』
火山性地震は、22日73回、23日82回、24日79回、25日28回、26日15時までに13回(速報値)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加した状態が続いています。3月中旬から認められていた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬から鈍化し、5月以降、停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
③『村山情報』
90前後で推移。
収束への減少は予想できない。
向後、1週間は、警戒。
④『Nictイオノ』
赤30(稚内13、国分寺4、山川10、沖縄3)
稚内、山川警戒。
⑤『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏レベル
⑥『篠原情報(7/26 13:55 更新)』
太陽風は、低速状態でしたが昨夜、25日22時に400kmへ上がり、その後も上昇、500kmと高速風に変わっています。
磁場強度も強まっていて10nTから一時20nTに強まり後半は南北に変化する様になり磁場が強まっていることもあって-10nTに達する大きい南向きの変化が発生しています。
⑦『デリンジャー現象』
活動領域3761で発生したM1.7/SFフレアの影響により、26日13時45分に日本各地で弱いデリンジャー現象が発生した。
⑧『裏側の大フレア』
サイクル25の最大フレアが裏側で爆発した。
ヨーロッパのソーラー・オービターX線検出器は、X14カテゴリーの爆発を記録した。
ソーラー・オービターは、7月23日に爆発が起こったとき、太陽の裏側にいて、地球からは見えないフレアを観測するのに最適な位置にいた。
「推定されたGOESクラスから、これまでで最大のフレアだった」とカリフォルニア大学バークレー校のサミュエル・クラッカー氏は言う。
同博士はフレアを検出し、NOAAのGOES衛星と同じスケールで分類できるSolOのX線望遠鏡であるSTIXの主任研究員。
「私達が検出した他の大きなフレアは、2024年5月20日(X12)と2023年7月17日(X10)です。これらはすべて太陽の裏側から来ています。」
一方、太陽の地球側では、2024年5月14日にこれまでで最大のフレアがX8.9を記録している。
SolOは少なくとも3回の大きな裏側の爆発を検出しており、これは私達の惑星が大量の弾丸をかわしていることを意味する。
X14の裏側フレアは、確かに大きなイベントだった。
それは巨大なCMEを宇宙に放出した、これは太陽と太陽圏天文台(SOHO)からのコロナグラフの動画で示されている。
⑨『25日の活動度指数』
黒点数は189
黒点総面積は730
F10.7 167.2
地磁気K指数の合計は16、最大3