日本地震前兆現象観測ネットワーク 6338号  '24 7/19

①『本日の地震6回』
19日21時11分 千葉県     M3.1
19日18時59分 岩手県沖    M3.5    
19日17時08分 青森県沖    M3.9    
19日16時14分 福島県沖    M3.9    震度2
19日14時27分 岩手県     M4.0    震度4(最大)
19日00時17分 茨城県     M3.8    
 
海外では10時51分、チリ北部でM7.4が発生した。

19日の月齢は13.2。


②『浅間山火山情報 (第58号7月19日16時00分 気象庁)』
火山性地震回数は、15日83回、16日70回、17日4
9回、18日116回、19日15時までに58回(速報値)でした。又、18日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は400トン(前回9日、200トン)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加した状態が続いています。
3月中旬から認められていた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬から鈍化し、5月以降、停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出
量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『Nictイオノ』
赤40(稚内15、国分寺15、山川3、沖縄7)
南より北方面は注意。


④『稚内で電離層擾乱警戒』
7/19 17:15から1時間
最大 17:15 7.0MHz 8.5MHz
定パターンの通りの発生に警戒、150時間型。


⑤『篠原情報(7/19 11:57 更新)』
太陽風は速度はより低速(350kmから290km)で磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。
フレアはやや穏やかになっています。
北半球のコロナホールは北西にだいぶ進んでいます。
この領域の影響は来ないままかもしれません。


⑥『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏レベル


⑦『18日の活動度指数』
黒点数は284
黒点総面積は1230
F10.7 208.7
地磁気K指数の合計は7、最大2

F10.7は23.8から208.7へとかなり減少した。