日本地震前兆現象観測ネットワーク 6334号  '24 7/15

①『本日の地震4回』
15日 22時07分 石川県     M2.7
15日 14時55分 石川県     M2.8    
15日 03時03分 八丈島沖    M4.3(最大)
15日 00時32分 豊後水道    M3.1
 
15日の月齢は9.2。


②『浅間山 火山情報 (第57号7月15日16時00分 気象庁)』
火山性地震の日回数は、12日20回、13日56回、14日53回、15日15時までに30回(速報値)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加した状態が続いています。3月中旬から認められていた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬から鈍化し、5月以降、停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『本日のNictイオノ』
赤65(稚内13、国分寺33、山川10、沖縄9)
関東、その周辺(含、遥か沖)は警戒。


④『篠原情報(7/15 10:39 更新)』
X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
南西側の3738黒点群の活動は更に強まり昨日の、14日11時半にX1.2の大規模フレアが発生しました。
Xクラスのフレアの発生は、6月10日のX1.5以来で、
およそ1か月ぶりです。


⑤『Xクラス太陽フレア(S.W.COM)』
7月14日(0235 UT)に黒点AR3738でX1.2クラスのフレアが発生、NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーは、極端紫外線の閃光を記録した。
フレアからの放射線は地球の大気圏の上部を電離させ、オーストラリア、東南アジア、日本で短波電波の遮断を引き起こした。
この地域のアマチュア無線家は、25MHz未満の全ての周波数で30分間の信号損失に気付いた(可能性)。
更なる爆発が間近に迫リ、AR3738はX級エネを蓄える「ベータ-ガンマ-デルタ」磁場を持っている。


⑥『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏レベル


⑦『14日の活動度指数』
黒点数は220
黒点総面積は2050
F10.7 233.9
地磁気K指数合計は7、最大は2