日本地震前兆現象観測ネットワーク 945号 '08 12/21
①21日18時17分 福島県沖で M6.2、 震度3が起きた。
②連発地震の前兆は
「信頼性の高い井戸ラドン情報=③」
「震源地付近の高気圧の合体(旧号)=④」
「非常に的確な村山情報=⑦」
「Uクリーン現象=⑧」
「孫六発生=⑨」等々があった。
③『警報中の井戸ラドンの結果』
16日2276と爆縮、関東以北(略)の太平洋岸、120時間以内、要警戒。
17日は2260更に、低い。太平洋プレート圧が強まっている。三陸沖の今後のイベントが気にかかる。後発があるだろう。
18日は2387。昨日比127もアップ。矢張り、三陸沖はおかしい。要警戒続行。
19日の井戸ラドンは下記⑩へ。
検証3
19日15時53 青森県東方沖 M4.2 震度3
追加。。
検証4は上記①。
参考。。
16日から120時間は12月21日迄である。
既報の天秤棒効果は二つ玉低気圧にならず出現しなかった。
明日(19日)は三陸沖で二つの高気圧が合体したら(ムー掲載、旧号)危険かも ??
④『高気圧の不思議』
翌、20日9時に上記の二つの高気圧は1026hpaと、同気圧になった。
示度が完全に一致したのだ。それも震源付近である。
勿論、同じ等圧線内、当たり前だが、この両高気圧は囲まれた事になる。
たった、1平方cm辺りに働く大気圧は約1kg。2平方cmでは約2kg。これは重い。
高気圧は強い下降気流。
一方、低気圧は逆、大地を持ち上げる(旧号)。気圧が極端に低くなると機関車でも住宅でも空高く舞い上げる。
低気圧は猛烈な上昇気流。
⑤『続、高気圧の不思議』
昨日、起きた日本の全地震は太平洋高気圧下の関東以北の太平洋岸に集中した。1026と1028hpaの勢力圏内であり、実に不思議だ。
地震情報サイトJIS さんの『昨日の地震情報による』
20日23時51分頃 茨城県沖 M4.3 震度1
20日21時22分頃 福島県沖 M5.3 震度2
20日19時55分頃 宮城県北部 M4.0 震度3
20日19時48分頃 福島県沖 M4.8 震度1
20日19時29分頃 関東東方沖 M6.5 震度3
20日15時53分頃 千葉県東方沖 M3.2 震度1
20日15時46分頃 千葉県東方沖 M2.9 震度1
20日13時41分頃 青森県東方沖 M3.9 震度1
⑥『続々、高気圧の不思議』
12/20、18時 1026&1028hpa(距離を置いて太平洋沿岸に並存)
12/20 21時 1020&1030hpa(NEに移動、この後、吸収・合体、1032hpaに発達)
12/21 03時 1032hpa (1020hpaは消滅、NEに移動中)
現在、1052hpaの重い、冷たい大陸性高気圧が張り出して来ている。
気象庁の黄砂情報(21日、00~21)によると、大陸に青一個、緑五個。
⑦『M情報再掲&追加』
前日(19日)も東西方向の100μAが振り切れたが今夜(20日)22時過ぎにも同方向100μAが振り切れた。
やがてゆっくり下がって10分後は約、20μAを示している。
コンパスが西に約20度もずれ、戻らない。
日本海側と太平洋側の両方向は要警戒と思われる。矢張り120時間以内である。
追加。。
21日の19時過ぎ、観測中に東西方向が又、大きく動いた。100⇒80⇒100μA⇒低下⇒上昇⇒低下があった。M6.2の余震現象か、次の前兆か??
前兆なら、又、東方向の太平洋岸と思われ。100時間以内は同様地震の発生が予想される。
それにしてもこのM6,2の震源は柏崎から正にピタリ、東方向だった。
これは計器観測に拠る数字データの第1級の資料・前兆。
振り切れがどの位の数値まで上昇するか自動感度切り替えが必要である。直流増幅器や高感度デジタルテスターが欲しい。
予知連・アカデミーで予算のほんの僅かを回してくれないものだろうか。「柏崎地電流観測臨時出張所」として‥
1μAの電流形4個と自動観測システムとネット配信が直ぐ出来上がる。
⑧『Uクリーン現象』
今朝の12chの報道2001(アナログ)はやけに解像度が上がり、ゴーストもなく鮮明な画像だった。
安物の室内アンテナなので、普段は映りが悪い。
この現象があると、近くで大きな地震が必ず起きる。
⑨『暫く振りの孫六』
気になるので、受信機5台に灯を入れてみた。LF~HFに「孫六」を確認した。かなりシャープなやや強いノイズだった。
VHF帯は地上放射ノイズがS5~7も出ていた。
⑩『再掲。。19日のラドン』
2288と又もや爆縮。
本県沖のアスぺリティーは二つを残すのみ。
水沢のGPS観測値が、突出してるのも何度も述べている。
不気味な事に「よこう滑り」の兆候が僅かしか見られない。
東北の太平洋岸に地震が相変わらず頻発している。
この地下岩盤のラドン放射量がとみに乱高下。
これを特有の前駆地震・前震現象と見るか、歪の一時的、開放現象と見るか人、様々だろう。
しかし、日本一の99%の発生確率は揺るぎない。
これだけでも恐ろしいデータがあるのに更に怖いデータがある。
BSアンテナ(TDK)の入力レベルが低下しているのである。
正確なソニーのBS入力レベル計で測定したものである。何デシベルのレベル低下かは公表できないが家屋全体が動いた事を意味している。
これは家が傾いた、柱が折れたとか地盤沈下等ではない。
⑪『再掲。。20日のラドン』
2359とやや上昇。矢張り、太平洋プレートの圧に注目。
⑫『21日のラドン』
23:59にチェック予定。
⑬『再掲&翌日追加。周期性共振は恐ろしい』
20日のM6.5の地震で長短五本の天井ぶら下げ型の地震計2個は、次に起きた19時48分福島県沖 ( 北緯36.6°、東経142.5°)M4.8の地震迄、揺れ続けた。錘(複数)や糸の長さに共振したものと思われる。風呂水の方は5分程度で静かになった。
続く、21日のM6.2では近かったがエネルギーは半分以下だったので 1本が共振し、約5分間揺れていた。他の地震計はこれより1~2分早く止まった。
検証4。。
20日19時29分 関東東方沖 ( 北緯36.5°東経142.6°)M6.5
検証5。。
21日18時17分 福島県沖( 北緯36.6°東経142.5°) M6.2