飛び飛びになっていた494号を纏めておきます。

トロとドロを循環させ、ところ嫌わず出没させようとしましたたが、トコロ ドコロにしか出ませんでした。

NO494


①(時間泥) =時間の浪費は人生を短くする=


「ja7hoq」を検索したら6/14号が下記のブログに引用されていた。

漢字必携一級―文部科学省認定漢検
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漢字必携一級―文部科学省認定漢検


バカの壁
バカの壁養老 孟司
新書 Amazon.co.jp2003年を代表する大ベストセラーであり、タイトルがこの年の流行語にもなった本書は、著者の独白を文章に纏めるという実験的な試みであった。「人間というものは、結局自分の脳に入る事しか理解できない」、これが著者の言うところの「バカの壁」であり、この概念を軸に戦争や犯罪、宗教、科学、教育、経済など世界を見渡し、縦横無尽に斬ったのが本書である。 著者は1937年、鎌倉市生まれ。東大医学部卒後、解剖学者として活躍し、95年に東大医学部教授を...



読んで面白かったです。
 『はやぶさ』は、どうなったかとJAXA(宇宙航空開発機構)のページを見に行った時に気になるページを発見した。 ? 日米宇宙探査シンポジウム ? 今年の3月に日本科学未来館のみらいCANホールで行われた時の内容がありました。まぁある意味、これも『はやぶさ』関連の記事だなぁと思いつつ読んでいたんですけど・・・。 ? 結構、読んでて面白いです。 ? TVとかで某国営放送なんかでシンポジウムを放送してたりするけど、あまり「見たい!」って気持ちが起きませんよね。なのに何故...


地震
NO447-2  '06 6/14  JA7HOQ 447号の続き?HPの書込み、予言、チャネリング、占いを信じるか、侃々諤々。現代科学の最先端の研究(例えばフレアのリコネクション)を信じるかは読む人の自由である。人間にとって何が大事かと云うとやはり時間だろう。お金を取られても何とかなる。しかし「時は金なり」で時間は大切で貴重だ。特につまらないドラマを見てしまったり、当たらない予言、予知に踊らされたり、くだらない書込みを見たり‥‥睡眠不足につながり、ストレスが溜まり、仕事のミスをしでかしたりす...


②(槇原VS松本零士 「盗作」泥仕合(抜粋)) =時は全てを隠し又、あばく=

槇原さん、HPで「宣戦布告」?
槇原敬之VS松本零士の「盗作」騒動は泥仕合の様相だ。一時、収束に向かうとの報道があったものの、「逆ギレ?」とも取れる文章を槇原さんは自身のHPに11月7日掲載。「正々堂々と裁判で決着して頂きたい。さもなければ、公式な謝罪を頂きたい」。

松本さんの代表漫画「銀河鉄道999」の中で書いた文章が、槇原さんが「CHEMISTRY」に提供した「約束の場所」の詩の一部分とそっくりだと、松本さんが槇原さんに抗議。10月19日発売の「女性セブン」が報じた事から騒動が始まった。

「盗作者の汚名を着せられた」 問題の部分はこうだ。

『時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない』(松本さんの文)
『夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない』(槇原さんの詩)

この歌はオリコンチャート4位に入るなどヒット中で、CMソングとしてもテレビで流れている。
10月19日の日刊スポーツによると、松本さんは、槙原側に電話をかけ、本人と話したところ、最初は『(盗作と)違う』と。話してる内に『記憶に残っていたのかもしれない』と言い出した。ならば文書で謝罪してくれと言うと、出来ないと言った。
まさに泥沼化の様相だ。
この騒動は、ネット上でも話題になり、掲示板やブログで沢山取り上げられたが、どちらかというと槇原支持が多いようだ。
「短い文章だけに、似てしまう事もある」
「2つの文は意味が異なる」
「大御所なのに小さいことを気にしている」
11月9日-CASTニュース


③(文章泥)
「自分史」などは書く気はさらさらないが書きなぐっ雑文は多い。
主に「学校文集」 「ローカル記者報」 「ハムサロン放送原稿」 「ハム情報」 「旅行記」  「地震ニュース」等である。

若い時は平気で盗用し、さも、自作のような振りをしていた。だが時間を重ね、バースデーケーキに蝋燭が乗らなくなった頃から正直に「引用」「出典」と明記するようになって来た。


ここで、若い時にやった手口を紹介しよう。②の文、詩を例にする。
まず、時間と夢をひっくり返す。次に少し表現を変えてみる。原文と違うのを強調する必要があるので形容詞や副詞や接続詞等を付加、挿入する。
見事に変身!! 『夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない』と出来上がった。

何回も口に出すと意味が通らなくても可愛いフレーズなってくる。やがて、メロデーになる。そして、良心の痛みは消える。時間は忘却と仲良しだ。
「時間は忘却を裏切らない 忘却も時間を決して裏切らない」。
そうすると自作だとの錯覚は確かなものになる。
「俺は詩人だ」と小鼻を膨らます。 「文才がある」 「キャッチコピーは上手いもんだ」と鼻高になる‥


手順はこうだ。
1、時間は夢を 夢も時間を」を「夢は時間を 時間も夢」に入れ替える
2、「裏切ってはならない」を「裏切りはしない」「裏切らない」「裏切れない」等、分からないように原文から遠ざかる表現に変える
3、「裏切らない」を少し強調したい。どうするか?「絶対」「決して」「断じて」等を入れてみる
4、前後の表現、文体を考慮、語呂合わせ(メロデーが先の場合)をする 又、唄いやすさから「決して」に決定 !!

かくして一丁上がり!! 出前OK!! 『夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない』はインスタント完成

だが、考えてみると時間と共に夢は育まれ、時間が経つと夢は実現するものだ。
ところが、現実には、夢と共に時間、余裕が育まれたり、夢で時間を作りだす事は出来ない。夢で時間をコントロールする事も出来ない。
逆に、時こそが夢を熟成させる。長い、長い時間が夢を成就させるものだ。
夢は時間を裏切られない、ましてや時間は夢を決して裏切らないのではなく時間と共に萎んで行く夢もあり、忘却の彼方へ潰え去る夢は少なくない。即ち、時間も夢を裏切らないのではなく、時は儚く、夢を裏切る。冷酷に、打ち砕く。


④(おドロ木、桃の木)
椋平虹と放射能の関係に付いてよく質問があった。前にも書いたように、この特殊虹や伝記、関係する出版物やテレビ放映はバックナンバーを見て貰いたい。
伝記としては「アスアサ四ジ ジシンアル」佐治芳彦著 昭和50年 みんと出版、740円が優れている。何版も重ねた。
勿論、新田次郎著「虹の人」も紹介してある。私の持っているのは新潮社の全集の中の1冊である。昭和49年が初版であるが、第10刷くらいまで増刷されたと思う。

テレビの放映は古くはあったが1999年11月27日のは比較的新しく、好評を博した。丁度、7年前の今月だった。
ワープロのFPに会員宛の放映予告を偶然見つけた。タイトルは「おどろき 桃の木 20世紀」 「虹で地震を予知した男」 「それは科学か」である。
非常に好意的な内容だった。毎日新聞のスクープ「すっぱ抜き」とは大分異なっていた。
尚、放射能によって椋平虹の精度が低下した理由に原発等が上げられていたが私は中国の飛来放射能も相当影響したものと睨んでいる。
どえらいものが続々と日本に押し寄せている。原水爆の放射能、癌発生、工業汚染大気、海流漂流物、越前くらげ、‥


⑤(続、驚き桃の木)
バックナンバーにも少し、書いてあるが、おドロ木なのは関東大震災から始まって、あれだけの大地震発生を完全に予知した特殊虹による観測技法である。

今の予知精度の低さにあの世の椋平廣吉翁は笑っている。起きる起きると言っておいて検証の一つも出来ないていたらくなのだ。

今や完全に埋もれてしまったが「毎日新聞のすっぱ抜き」以前の現存する予知電報は驚天動地ですらある。まさにオドロキ モモノキ。

エジソンやアインシュタインが激賞したのもむべなるかな。繰り返すが、今ではエジソンやアインシュタインが褒め称えた日本人は彼以外にいないのを知る人は少なくなった。
「アスアサ四ジジシンアル」はけだし、名著である。若い人の復刊運動を期待する。
名番組「おどろき 桃の木 20世紀」 「虹で地震を予知した男」の再放送を望む。 


⑥(更に、オドロき)
同書の表紙カバーには京大三木教授の推薦文(地震学者は、誰もこの書物を黙殺する訳にはいかない。黙殺からはプロとアマ、専門家と大衆の断絶しか育たない。略)
作家の邦光史郎の推薦文(何故、椋平氏は何一つ報われる事のない地震予知に己が一生を傾注し尽くしたのだろう。略)がひときわ目に付く。

又、ダグラス マッカーサーⅡの米地震の発生警告が的中した非常に貴重なお礼状(原文)も紹介されている。
サインはまさしくホンモノ。

知る人ぞ知る、同氏は日本はおろか外国の大地震も的確に予知されていた。
何度読んでもワクワクする名伝記である。
何故、廃版になったままになっているのだろう。

エジソンもアインシュタインもあの世で嘆いている。
大きな地震は待ったなし!!  [第2の椋平さん] は日本には出現しないのか ???


⑦(ドロドロ) (盗作騒動ドロ沼化!)

11月11日10時00分 ゲンダイネット
先月、勃発した松本零士と槇原敬之の歌詞盗作騒動が泥沼化してきた。松本は、槇原が作詞作曲した「約束の場所」の歌詞の一部が「銀河鉄道999」からの無断使用だとして謝罪を求めていたが7日、槇原が自身のサイトで盗作を否定、潔白を主張したのだ。
槇原は「本当に盗作だとお考えならメディアを使って騒ぎ立てるのではなく、正々堂々と裁判で決着していただきたい」「公式な謝罪をいただきたいと裁判で決着をつける考えを明らかにした。
この反撃に松本は「裁判で訴えたければ、訴えればいい。いつでも受けて立つ」と一歩も引かない構え。盗作疑惑は、法廷でガチンコ対決になりそう。

⑧の最終追加でトロドロ変奏曲はドロン‥。

⑧続(おどろき桃の木)アインシュタインとエジソンの件で再掲。
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第1楽章 
『アスアサ四ジ~』のいんトロ


初冬のその日-11月26日の朝はとりわけ冷え込みが厳しかった。枯れた芝生の霜がようやく射して来た弱い陽射しにキラキラと光っている。京都市吉田本町-ここ.京都帝国大学の構内は未だ人影もまばらだった。八時半.理学部長室に現われた石野友吉博士は愛用のいささかくたびれた鞄を置くと直ぐに書棚に目を走らせた。一冊の分厚い原書を抜出し.気ぜわしく頁をめくって1枚の紙片を取り出した。それは昨日の午後.用務員が持って来た部長宛ての1通の電報だったが博士はひょいと本の間に挟んでおいたのだ。『アスササ四ジジシンアルムクヒラ』椅子に腰を下ろした石野博士はもう一度.電文を一言々.確かめるように見つめ.ついで.欄外の発信局.発信時間.それに着信時間に目をやった。略。

まぎれもなく.昨日.昼の電報だ。博士はそれを机に置き.鞄から.略。

今朝の号外を出し広げた。《本暁.午前4時3分26秒.北伊豆に大震起こり.被害甚大。死傷者多数の見込…》電報の消印は5.11.25。号外の日付は5.11.26。何と電報は地震を予知していた!」

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第2楽章
「核分裂と虹分裂」


同書、第7章に「最近.大気中の放射能の増大ゆえか(核実験と近くの関西電力美浜原発からの放射能?)…椋平虹が分裂してよく見えない」と云うくだりである。
当レポでも度々.書いているが日本は漏洩放射能や飛来放射能、有数な地震多発地帯でラドンの発生量が多い。

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第3楽章
「椋平氏へ アインシュタイン&エジソンから」


アインシュタインは「貴君が今回.日本に起こった大地震を前日に予知し.京都大学理学部石野教授に報ぜし偉大なニュースを知り.遥かに敬意を表します。地震を起こる前に知る事は世界的な学問であり.人類の為に極めて重大な問題であります。貴君によって.この学説の世界発表は誠に喜ばしく.一層の研究を続けられん事を望んでいます。1930年12月10日 A.アインシュタイン(後援会機関紙より)」

偶然だが今.JRの広告<関門風景>にノーベル賞を貰った直後のアインシュタインが載っている。
「週刊新潮」8/12.19号で見た。
T11年.北野丸船上の夫妻写真。奥さんの写真は珍しい。なかなかの美人。

エジソンからは「日本の生んだ稀なる天才.椋平君。現代.世界の地震研究家の間で問題になっている地震予知が貴君によって発見された事は誠に喜ばしいものです。貴君がその虹を世界の学者に報告し.その理論を発表する事は一代の大事業です。今後.一層奮励し.斯界の為.ますます研究を進め.世界に於ける有名な物理学者たられん事を切に祈っています。1931年1月21日 T.エジソン(同)」          

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第4楽章
「白虹、椋平虹、虹の人」


各地でエアロゾル性虹が出ている(2005/5/15)のでやはり黄砂?や太陽活動の影響か知れない。 5/9には珍しい白虹も出た。ワシントン山観測所で観測された。
日本では藤原咲平氏(元.気象台長)が2例だけ記録している珍しいもの。
1936年2/25に東京で観測されている。尚.藤原咲平氏は新田次郎氏の伯父である。

藤原氏は椋平虹の研究者としても知られている。新田次郎氏は小説「虹の人」を書いたがその後記に三木晴男氏の「むくひらにじ」(昭和48年)を紹介しいる。
『アスアサ4ジジシンアル』も併せて読むと理解できると思う。

ところで、三木晴男氏はこの本に大変興味深い後書きを寄せられている。

毎日新聞のすっぱ抜きスクープはあったが.エジソンやアインシュタインも賞賛している通り時刻までも正確に予知した事は厳然たる事実である。