すぼらを決め込むため、表題の装置を作成しました。これは、それの防備録として記載します。以前、マイクセレムターとしてアップしましたものを改良と簡略化(マイクロフォン切り替え回路を省いたもの)したものです。

 

  1. 当局のシャックの概念図は次の通りです。

 

  この様に、3台にリグと、3系統のアンテナを使用していますが、目的に応じて切り替えを行うためのものが、「Rig,ANT切り替え器」です。

 

2. アンテナ系の切り替え

  HFは CD 730V1(7、14,21,28,50MHz)、50MHz用自作のデルタループ、V/U用GPをあげています。HFのアンテナ切り替えは、1:3 同軸切り替えを自作のリレー式切り替え器、および、同じく自作の1:2同軸切り替え器を使って「Rig,ANT切り替え器」で行っています。

2.1  HFの場合、写真の730V1 側でFT-991A,IC-76300,TS-520Sのいずれかへスイッチを合わせると、1:3同軸切り替え器でRigと手動AT(CAT-300:通過型電力計として使っている)が接続されますす。

2.2  50MHzの場合は、写真の6mDL 側でFT-991AもしくはIC-7300にスイッチを合わせると,1:2の同軸切り替え器で、デルタループが選択できます。

 

3. スピーカ出力

  一個の外部スピーカーしかありませんので、それぞれのRigを選択して出力します。また、ヘッドフォン端子にプラグを差し込むとスピーカーの出力は切れます。ヘッドフォンの音量は、ヘッドフォンに付属のボリュムで調整します。

 

4. CW キーヤー出力

  CW運用には、自作のキーヤー(PICを使ったもので、Webで公開されたものをすっこし変更した)で、パドル、ストレート対応を使っていますが、これも同様に切り替えられるようにしています。たた、TS-520Sについては、キーング法が異なるため対応はしていません。キーイング回路が-60V - GND間なので、現在のフォトカプラ方式では対応できていません。

5. 同軸切り替え器

5.1  1:3同軸切り替え器

  3台のRigのアンテナ出力を切り替えます。これは、Icom AH-4が故障修理の際、交換されたリレーをとっておいて、流用したもにです。

 

5.2  1:2の同軸切り替え器

  同様に、AH-4 のリレーを流用し、50MHzのアンテナをデルタループもしくはCD 730V1に切り替えます。

 

=2024年6月3日 記=