博多人形の日(8月2日 記念日)
2000年(平成12年)福岡市の博多人形商工業協同組合が博多人形誕生400年を記念して制定。
日付は「博多人形」の「は」(8)「に」(2)の語呂合わせ。郷土玩具・博多人形の低迷を打破し、博多人形の素晴らしさを再認識してもらい、さらに広く愛してもらうことが目的。この日には地元で人形まつりが行われ、人形の修理などのイベントが行われる。
博多人形の歴史は古く、1600年(慶長5年)黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちから素焼き人形が生まれ、現在の伝統工芸の礎がつくられたといわれている。その後、博多人形は1890年(明治23年)の第3回内国勧業博覧会と1900年(明治33年)のパリ万国博覧会に出品され、その名は国内のみならず、海外でも話題となった。