通天閣の日(7月3日 記念日)
1912年(明治45年)のこの日、大阪府大阪市浪速区に通天閣が完成した。
1903年(明治36年)の第5回内国勧業博覧会の会場跡地に娯楽地「新世界」を開発した際、その中心にフランス・パリのエッフェル塔と凱旋門を模して作られた。第二次世界大戦中に金属回収のため撤去されたが、1956年(昭和31年)に再建された。そのため、現在の通天閣は二代目となる。
通天閣は大阪の観光名所として知られ、2007年(平成19年)に国の登録有形文化財となった。公式キャラクターは幸運の神「ビリケン」。「通天閣」の名前は「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治時代の儒学者・藤沢南岳(ふじさわ なんがく、1842~1920年)である。